ワタシのスキ!な実習ワタシのスキな実習

ワタシのスキな実習

2013年01月01日

ワタシのスキな実習

実際の患者さんと接することで、大きく成長。
理学療法士の仕事の魅力を再認識できます。

松田 大哉 先輩
保健医療学部 理学療法学科3年生 兵庫県立 宝塚北高等学校出身
実習名:臨床評価実習・臨床実習Ⅰ


この実習の面白いところ

この実習の面白いところ

臨床評価実習は、2カ月間、病院で特定の患者さんを担当させていただき、さまざまな検査を行ったり、指導担当の先生の治療を見学したりと、まさに現場で学ぶ、生きた実習です。土日以外の5日間、時間は朝の8:30から17:00まで(昼休憩1時間)という、かなりみっちりの実習なので、想像以上にたくさんの経験を積むことができました。いちばんの魅力は、患者さんと直に接することができるところ。僕が担当させていただいたのは、80歳代の女性と、バイク事故で骨折をされた20歳代の男性。触診をはじめ、筋力検査や形態測定、関節可動域検査・訓練など、日々患者さんの状態を聞きながら行い、少しずつ回復されているのを肌で感じることができるのが、この実習だからこその経験でした。

機器の説明:角度計

僕が持っているのは、角度計といって、関節を曲げた時の角度などを測るものです。クラスメイトの北東さんが持っているのが反射検査に使う機器。筋肉の該当する部分をこの機器でトントンと刺激して、正常に反応するかを検査するものです。機器とは関係ないですが、長い実習期間中、クラスメイトの存在はとても大きかったです。慣れない環境で、時には悩みごとができることも。週末には皆で集まって励ましあったり、相談しあったりと、何度も助けられました。

機器の説明:角度計
実習で学ぶこと

実習で学ぶこと

今回の実習では、手術を見学させてもらうことができました。初めての経験だったので緊張もしましたが、とても貴重な機会だったと思います。実際の手術を自分の目で見ていると、今まで教科書で学んでいたこと(例えば筋肉や骨の構造など)と合致することが多く、本当の意味での理解につながったと思います。また、健康な状態の学生同士で行っていた授業とは違い、実際の患者さんは痛みがあって自分の思うように動かせなかったりと、検査ひとつをとっても慎重に行わなければなりません。学校で学んだことを頭の中で整理しながら、患者さんの状態を理解し、自分自身でよりよい方法を判断する力がついたと思っています。

ハプニング・事件

実習期間中は、毎日レポート提出がありました。患者さんの状態の報告に加え、その日に学んだことや疑問に感じたことを書いて、指導担当の先生に提出するものです。先生にチェックをもらったあと、毎日行われるミーティングで振り返りを行うのです。2カ月間、毎日のことだったので、結構大変でした。がんばって書いていたレポートですが、考えや思いを文章で表現するのが苦手な僕。先生に「日本語が下手すぎて、読むのに苦労する!」...と、逆に先生を泣かせることになってしまいました(笑)。先生、ごめんなさい...!

ハプニング・事件
この実習で身につけたこと

この実習で身につけたこと

今回の期間中で、前述の20歳代の男性は、年齢も近く、実習が終わる頃にはすっかり仲良くなっていました。ちょうど就職活動まっただ中の方だったので、入院された当初は相当に落ち込んでおられましたが、日々の治療や訓練で、少しずつ確実に回復をされていくにつれ、顔には笑顔が戻り、とても元気になられました。指導者の先生は、「年齢の近い松田くんが毎日側で支えてくれたことが、患者さんの大きな力になった」と言ってくださり、本当にうれしかったです。その方の退院を見届ける前に実習が終わってしまったのですが、退院の報告とお礼のメールをいただいたときは、感動のひと言でした。この感動を大切に、将来は、患者さんに信頼され、身体と心の両面でケアできる理学療法士になりたいです。


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