ワタシのスキ!な実習ワタシのスキな実習

ワタシのスキな実習

2013年02月01日

ワタシのスキな実習

さまざまな症状、目的に合った包帯を、手早くきれいに巻く。
想像以上に奥深い包帯学は、とにかく練習あるのみ!

寺田 玲雄 先輩
ヘルスプロモーション整復学科 3年生 和歌山県立 貴志川高等学校出身
実習名:包帯学


この実習の面白いところ

この実習の面白いところ

みなさんが包帯と聞くと、まず思い浮かべられるのは、下の写真のような白く巻かれた状態のものだと思います。正式名称は巻軸(かんじく)包帯というのですが、このほかにも包帯の種類はたくさんあります。たとえば、身近なところだとテーピングや三角巾、さらしなどもそう。「比較的長期にわたって身体に装着するもの」を総称して「包帯」と呼びます。授業では、巻軸包帯を使って学生同士ペアで巻き合いをします。先生がまず見本をみせてくださり、それに習って巻き、チェックをしてもらいます。身体に沿わせて、浮いたりヨレたりせずにうまくきれいに巻けたときは、とっても気持ちいい!さらに先生にホメてもらえた時は、とてもうれしいです。

機器の説明:包帯巻き器

これは使用した包帯をキレイに巻きなおす機器です。ハンドルと一体になっている軸を通して、包帯の幅に合わせて機器を調整し、手動でくるくると巻きます。反対の手で包帯をピンと張っておかないと、ヨレたりしてキレイに巻けません。はじめて巻いたころは苦戦しましたが、今ではコツも掴んでスイスイ巻くことができます。

機器の説明:包帯巻き器
実習で学ぶこと

実習で学ぶこと

みなさんが普段、包帯を自分で巻くことってほとんどないと思うのですが、包帯を巻くことってとても奥が深いと思うのです。しっかり固定したいときには強めに巻いたり、腫れなどの症状を考慮して循環障害が出ないように加減して巻いたりと、症状や身体の部位に合わせてさまざまな工夫が必要になります。それぞれの症状に対して、直接の作用という形では見えづらいですが、患者さんの回復への大きな役割のひとつとなっていることは確か。中にはとっても難易度の高い巻き方もあったり、患者さんの体型によってはすごく巻きにくい、なんてこともあるんですが、たくさん練習して患者さんにとってベストの状態がどの巻き方なのか、瞬時に判断していろいろな症状に対応できるようになりたいですね。

ハプニング・事件

この授業でのテストは、もちろん実技のテスト。幾種類もある巻き方の中から先生による出題があります。制限時間内で、いかに適切に巻くことができるかという内容なのですが...。テストに備え友達同士でどれだけ練習していても、テストの本番となるとやっぱり緊張!一瞬、頭の中が真っ白に...なんてことも。ある時、ケガをしているのは右腕という出題だったのに、なんと一生懸命左腕に巻いてしまった...ということがありました。患者さん役のクラスメイトも、気づいていても教えてあげられないのがテストのルール。きっと「寺田くん違う!逆、逆!」って、心の中で叫んでくれていたんでしょうね(涙)。ちなみに写真でモデルになってくれているのは、5月号に登場しているクラスメイトの吉村くんです!

ハプニング・事件
この実習で身につけたこと

この実習で身につけたこと

以前、テコンドーの大会の救護サポートに参加した時のこと。激しい試合での怪我に対しテーピングなどの処置を行った際、その選手が笑顔になってくれたり、「ありがとう」と言ってくれたりすることが、とてもうれしかったんです。ただ言葉を交わすだけではなく、「もっと動きやすくしてあげたい」「早く治してあげたい」という気持ちを持って選手に触れることで、きっと気持ちが通じ合ったのかな、と思います。どんな治療でもそうですが、患者さんにとって良い治療をするためには、その患者さんの状態をよく知るということ、そしてそのためにコミュニケーションをとる、ということがとても大切なのだと思います。


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