ワタシのスキ!な実習ワタシのスキな実習

ワタシのスキな実習

2013年03月01日

ワタシのスキな実習

「百聞は一見にしかず」。
4年生の実習までの準備期間、積極的に参加することでプラスになることばかり。
授業の理解度が大きく変わります。

藤岡 翔太 先輩
鍼灸学科スポーツトレーナーコース
(現:はり灸・スポーツトレーナー 学科)2年生
大阪市立高等学校出身

実習名:附属鍼灸治療所の見学


この実習の面白いところ

この実習の面白いところ

今回私が紹介させていただくのは、実習ではなく、「附属治療所の見学」です。春や夏の長期休暇中、大学と同じ敷地内にある鍼灸治療所で先生の実際の治療が見学できるというもので、学年に関係なく希望者すれば参加できます。私が参加した理由は、今までに自分自身で鍼灸の治療を受けたことがなく、「実際の治療現場」を体験したいと思ったためです。4年生になれば実習がはじまりますが、それまでの期間、現場を体験したことが「ある」のと「ない」のとでは普段の授業の理解にも大きな差が出てくるのでは・・・と思っています。先生の治療を間近で見ることが出来るので、授業で学んだことを目で確認できる機会も多く、毎回とても興味深いです。

機器の説明:円皮鍼(えんぴしん)

少し見えづらいですが、この丸いシールのようなものは「円皮鍼(えんぴしん)」と言います。テープつきの鍼で、形でいうと小さい画鋲のような鍼です。長さは0.3mmほどから1.5mmくらい、太さは0.20mmと、本当に小さくて細い鍼なので、痛みもなく、固定されているため身体に入っていくこともありません。鍼治療の効果を持続させることができる優れもの。貼っていることを忘れるくらいの鍼なので、普段どおりの生活ができるんですよ。

機器の説明:円皮鍼(えんぴしん)
実習で学ぶこと

実習で学ぶこと

夏休みに計6日間ほど見学に参加しました。4年生の実習で行うように、実際に患者さんに問診をしたり、検査を行ったりということはできないのですが、「見る」だけとはいえ、「百聞は一見にしかず」というのはこういうことか、と心から感じました。一番感じたのは、とにかく先生が「患者さんをよく見ている」ということ。問診や、治療前の検査(血圧測定や触診、舌の状態や瞳の虹彩の観察)の中で、患者さんとコミュニケーションを取りながら、患者さんがどのような状態なのか、今何が必要なのか、そしてこれから先の患者さんの健康のために何ができるか、ということを瞬時に判断して、治療を施すのです。患者さんの症状は千差万別。同じ治療でも、刺激する場所や方法が全然違ったりします。経験をたくさん積むことで、「よりよい治療法」を身につけていくことがとても大切なのだということを学びました。

ハプニング・事件

実習ではなく「見学」なので、直接患者さんに触れたりすることはできません。そんな中でも、「少しでも治療の役に立てたら」と思い、先生が治療に使用される鍼の袋を少しだけ破って開けやすいように準備したことがありました。しかしながら、鍼というのは滅菌済みで個包されていて、使用直前に開けるものだと知らずに・・・。開封してしまった鍼は使うことができず、申し訳ないことをしてしまったと思っています。もちろん、同じ失敗は二度としません!

ハプニング・事件
この実習で身につけたこと

この実習で身につけたこと

見学していて、先生はやっぱりすごいなぁと思うことは何度もありましたが、さっきまで「痛い、痛い」とおっしゃっていた患者さんが、治療後、満面の笑みで「痛みがなくなった」とおっしゃる姿は、何度見ても「スゴイ」のひと言でした。先生は必ず、「治療前はこういう状態」「治療後はこうなりました」と、とても丁寧に患者さんに説明されます。そうすることで、患者さんも自分はどうして痛いのか、そしてどのような治療を受けて良くなったのかということを理解でき、そこには「信頼関係」が生まれるのだと思います。私も見学をしていて、ただ見るだけでなく、先生が「どういう目的で」「どういう理由があって」「どういう治療をしている」ということを自然と考えるようになっていました。この春休みの鍼灸治療所見学にも、もちろん申し込みましたよ!4年生になって実習を行う頃には、今の自分よりももっと成長していられるように、これからも日々の勉強をがんばりたいと思います。


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