ワタシのスキ!な実習ワタシのスキな実習

ワタシのスキな実習

2015年09月15日

ワタシのスキな実習

血液からさまざまな症状や健康状態を検査。
患者様の気持ちも体験し、より実践的に。

藤井 菜々美 先輩
臨床検査学科 3年生
府立夕陽丘高等学校出身

実習名:血液検査学実習


この実習の面白いところ

この実習の面白いところ

実際に採取した血液を検査して、その特性や状態の異常を調べていくのが血液検査学実習です。血球形態は正常か、出血しやすくはないか、異常値の原因は何か_・・・。機器を使って数値を調べたり、顕微鏡で血球の数や細胞の形や色の異常を見たり、設定した温度と時間経過の中でガラス管内の赤血球の沈降を見るなど、ひとえに検査といっても最先端からアナログな検査まで方法はさまざま。私が何よりもおもしろいと思うのは、教科書でしか見たことのなかった赤血球や白血球の形が顕微鏡を通して目に見えて理解できること。循環している血液中の細胞は、大きく赤血球、白血球、血小板の3つに分けることができるのですが、それぞれがもっと細分化されていて、その一つひとつが健康を知るうえでとても重要な情報を持っているということです。

機器の説明:マイクロピペット

私が使ってみて一番感動したのは、マイクロピペットというスポイトのような器具です。1マイクロリットル=1/1000ミリリットルという非常に細かい単位で液を計りとれるので、1回の採血の量でさまざまな検査を可能にします。他にも必要な量だけ採血できる採血管など、人体に関わるものだからこそ、緻密に計算され合理的に使われている機器は使っていて魅力を感じます。

機器の説明:マイクロピペット
実習で学ぶこと

実習で学ぶこと

この実習では、ペアになってパートナーが止血するまでの時間を測定することがあります。専用の器具を使って耳たぶに傷をつけるのですが、耳の近くなのでその時に「ザクッ」という音が聞こえるんです。そして、ほんのちょっとだけ痛いんですが、この音や痛みを体験できたからこそ、自信を持って患者様に検査前の説明をしたり、接することができるんじゃないかと思うんです。それを、身をもって経験せずに患者様に接することになったとしたら、私はきっと不安だし、患者様にもそれが伝わってしまうと思います。この授業を通して痛みを伴う検査を採取する側、される側を体験できたことで、両者の気持ちを理解できたことはとても大きなことでした。

ハプニング・事件

男子学生とパートナーを組んで耳に傷をつけて調べてもらったとき、思いのほか出血がひどかったことにびっくりしました。先生には「大丈夫。多く出血しても、健常者なら約5分以内で自然に止まるし、もしも10分以上になったら、しっかり止血すればよい」と声をかけていただいたので、私は落ち着いていたのですが、パートナーになった男子にはものすごく心配されました。結果、先生がおっしゃった通りに血は止まったのですが、肩に置いていた紙タオルには血液がいっぱいつきました。イレギュラーなことが起こってしまった際、肝心なのは患者様にしっかりと説明をして、安心してもらうことが大切だと実感しました。

ハプニング・事件
この実習で身につけたこと

この実習で身につけたこと

後期からは、実際の医療機関での臨地実習がはじまります。実習先では医療現場の先生方が私たちを指導してくださいます。特に患者様を前にしての実習で、患者様を不安にさせないようにして実践するためには、どれだけ実習前にいままで学んだことを復習ができるかにかかっています。先生に常に言われているのは「基本的なことをしっかり身につけておくことが大切です」ということ。実習先の現場でも経験を積んで、将来は検査技師として「医療に貢献する」という役目をしっかりと果たし、周りからも認められるような存在になりたいですね。社会の役に立つことを目標に、これからも学び続けたいと思っています。


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