
鍼灸学の領域における優れた研究能力とともに、
鍼灸治療における高度な臨床能力をさらに強化するための研究を行ないます。
超高齢社会を迎え、ますます多様化かつ複雑化する疾病構造。こうした中、保健医療分野での全般的な幅広い視野と技術を持ち、さらに深い基礎医学知識をそなえた医療人の育成は大きな意味と価値を持っています。鍼灸学科にひき続いて、平成23年度には本学理学療法学科が完成年度を迎え、さらに、平成24年度にはヘルスプロモーション整復学科が完成年度を迎えます。それを契機に、それらの学科から卒業後大学院をめざす人たちと、他の医療系大学の卒業生や社会で働く保健医療従事者の方々にも門戸を広げるため、平成23年4月に本大学院を保健医療学研究科保健医療学専攻(修士課程)として発展させました。本研究科では、基礎医学と臨床医学にわたる7つのジャンルから研究テーマを選択し、保健医療分野における教育や研究に携わる人材、また、医療チームの一員として臨床現場で活躍できるリーダーを育成します。
保健医療の発展のためには、鍼灸や理学療法などの治療技術の治効メカニズムを科学的に解明することが求められています。そこで本大学院では、肩凝りから運動器疾患、神経疾患そして難病に至るまで、さまざまな疾患や病態に対して、それらの治療法が有効であるかどうかを探究。加えて、西洋医学の中に治療法として確立していく方法論を、科学的手法を用いて探求します。
「チーム医療」の導入が進んでいます。その現場で求められるのは、患者さんの心を癒す医療を実現するために必要な豊かな人間性とチームワークです。本大学院では医療人としての豊かな心と倫理観を育成、さらに、目的意識を持って能動的に学ぶことで、幅広い医学の基礎知識、保健医療に関する深い専門知識、優れた臨床能力と研究能力を修得します。
これまでに習得した知識や技術をいっそう深化させることで、高度かつ複雑化する患者さんからの要求に応え、医療の現場で即戦力として活動するためのスキルを身につけます。基礎研究と臨床研究にわたる7つのジャンルから、研究テーマを自ら設定。その研究を重ねることで、保健医療のリーダーとしてさまざまな分野で活躍できるよう研鑽します。
本大学院修了後の想定される主な進路は次のとおりです。