保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科アメリカ研修、新たなるステージへ

2016年03月25日


 ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。今年も3月13日から20日までの間、系列校である関西医療学園専門学校と合同でアメリカスポーツ医学研修の引率をしました。この研修も今回で7回目を迎え、継続できることにとても感謝しています。また、回を重ねるごとに内容も充実してきていることに非常に嬉しさも感じています。

 今年は前々回の研修から温めてきた企画が実現し、私と専門学校からの引率教員(鍼灸師)とで、私の母校カリフォルニア州立大学フラトン校(California State University, Fullerton: CSUF)の恩師やアスレティックトレーナー(ATC)達に、今アメリカで広まりつつある、道具を用いた軟部組織モビライゼーション(Instrumented Soft Tissue Mobilization: ISTM)が、中国で発祥し日本やアメリカでそれぞれ別々に発展した経緯と、日本におけるスポーツ障害に対する治療の取り組みをプレゼンテーションする機会がありました。参加してくれた恩師やアスレティックトレーナーも、東西の文化的な違いはあれども、実際の治療において共通点も多いことに非常に興味を示してくれました。(前々回の研修はこちら

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"For me it was an amazing experience to learn about eastern medicine and see the cultural differences between what we are using here in the states and what is popular back at home for you. I really enjoyed interacting with the students and I hope they felt the same."(CSUFの大学院生ATCより届いたメールより)

 そして今回新たにMLB球団、ミルウォーキー・ブリュワーズのスプリングトレーニングが行われている、アリゾナ州フェニックスのMaryvale Baseball Complexも訪問しました。 
 球団の医療部門を統括するアスレティックトレーナー、Frank Neville氏の案内で施設を見学、また1時間以上にわたるQ&Aの時間もあり、MLB 30球団のなかで最も優れた医療チームがどのように機能しているかを学びました(ブリュワーズは他球団と比べ選手の怪我などが少なく、昨年・一昨年と最も優れたメディカルケアを行う球団としてMLBから表彰されています)。アメリカのプロスポーツの工夫された環境と、緊張感が張りつめた空気に触れた参加者たちは、ケガをした人のケアをするということがどれだけ必要とされる仕事か、またその仕事をするうえでどのようなことに気を付けないといけないか、を改めて実感し「健康づくり職人」になる決意を新たにしたようでした。
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 参加者した学生たちは、帰国時には日本を出発したときよりもいい表情をしていました。彼らの今後が非常に楽しみです。




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