保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科想いはひとつ!

2016年11月18日


はり灸・スポーツトレーナー学科  谷 万喜子

 札幌に行ってきました。楽しかったー!・・・と言っても、遊びに行ったのではありませんよ。全日本鍼灸学会北海道支部の講習会に講師としてお招きいただいたためです。広い北海道からたくさんの鍼灸師の先生方が集まって、熱心に私の話に耳を傾けてくださいました。その日は、これまで続けてきた臨床研究に基づいて、筋緊張異常に対する鍼治療のアプローチについてお話しました。そして、それに関連した実技も見ていただきました。実技でご紹介したのは、集毛鍼という鍼を使って皮膚や筋肉をストレッチするという方法です。集毛鍼は、皮膚表面に刺激ができる鍼で、子供から大人まであらゆる年代の人に使うことができます。私たちの研究グループでは、皮膚や筋肉のストレッチにこの鍼を使うことを提唱しています。でも、ストレッチに集毛鍼を使う手法は私たちが始めたものなので、学会での発表や文章を見ただけでは、なかなか実際の治療の様子をイメージしにくいようです。今回は、お二人の先生にモデルをしていただき、実際の治療場面を見ていただくことができましたので、とても嬉しかったです。参加してくださった先生方にも、新鮮だったのではないかと思います。様々な質問をいただき、熱心にモデル患者さんの状態を触っていただいて、「患者さんのために、この方法を吸収するぞ!」という想いがひしひしと伝わってきました。
 今年は、京都でも研究成果をお話する機会があったのですが、この時もたくさんの鍼灸師の先生方に聴いていただくことができました。治療に向けて、具体的な質問がたくさんありました。そして、多くの卒業生が聴きに来てくれました。卒業後、開業や鍼灸院勤務と色々な形態で患者さんのお役に立っている人たちですが、さらに熱心にスキルアップしていこうとする姿は、すばらしいですね。卒業生のみんなが頼もしくなっていることに、大きな喜びを感じました。
 どこにいても、どんなスタイルで仕事をしていても、どこの養成校を卒業しても、鍼灸師として患者さんに良くなっていただきたいという想いはひとつだと、改めて感じることができました。やっぱり鍼灸っていいですね。私もまだまだ頑張ります!

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講習会での集毛鍼の実技です



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