教員ブログ保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科

ヘルスプロモーション整復学科とは

2016年04月28日

 ヘルスプロモーション整復学科の学科長の金井成行(かない しげゆき)です。
 ヘルスプロモーション整復学科とはどんな学科かわかりにくいと思います。
 直訳しますと健康増進学科ですが、WHO(世界保健機関)によって提唱された「人々が自らの健康をコントロールし改善できるようにするプロセス」という意味です。
 つまり、怪我の応急処置・予防から運動指導、アロマセラピーまで時代が求める健康づくりのプロを育て、柔道整復師を養成する学科と思っていただいても大きな間違いはありません。
 ただ、整復というと大きな力が必要で、いわゆる筋骨隆々の男性の職業と思われるかもしれません。そういった今までの概念を覆し、治療には、優しさやきめ細かさも必要という思いを込め本学では「ヘルスプロモーション整復学科」という名称を用いました。実際に、女性の入学も多く、本年度は7名と新入生の約5分の1を占めています。今や男性に限らず、女性も活躍できる学科になっています。在学中には、個人の年齢、体力などを考慮してどのような運動が各々の健康増進に役立つかを指導する健康運動実践指導者の資格を得ることが可能です。
 卒業すると柔道整復師の国家試験の受験資格が得られます。また、卒後の進路としては、柔道整復師として独立開業はもちろん、福祉施設やフィットネスクラブなどでトレーナーとして指導、更にまだまだ勉学に励みたい方は、大学院に進学して研究に打ち込む道もあります。本学にも大学院修士課程に保健医療学研究科があり、大学院生が各々臨床研究や動 物実験を選択し、保健医療学領域の科学的研究や高度な医療技術についての研究を行っています。大学院の研究室は、指導されている先生によって特色があります。筋肉や運動神経を得意とする研究室、マ ウスを用い疼痛のメカニズムを追及している研究室、血流や血管系について研究しているチームもあり様々です。
 ヘルスプロモーション整復学科1期生の1人は大学院に進み、私の研究室に所属し、「顔の筋肉に対する等尺性運動が及ぼすアンチエイジング効果―フェイシャルエクササイズの客観的評価―」について臨床研究し、昨年4月から助教として本学に採用され、診療および学生の指導にあたっています。
 新しい研究者が関西医療大学から生まれ、育ち、世界で活躍されることを楽しみにしています。
 このように幅広い分野での活躍が期待されます。

 最後になりますが、今年の国家試験合格率はほぼ83.3%です。
 大学生活をenjoyし、よく遊び、よく学ぶが学科のモットーです。
 オープンキャンパスに来て、関西医療大学を見て、聞いて、触れて君たちご自身で確かめてください。


アメリカ研修、新たなるステージへ

2016年03月25日


 ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。今年も3月13日から20日までの間、系列校である関西医療学園専門学校と合同でアメリカスポーツ医学研修の引率をしました。この研修も今回で7回目を迎え、継続できることにとても感謝しています。また、回を重ねるごとに内容も充実してきていることに非常に嬉しさも感じています。

 今年は前々回の研修から温めてきた企画が実現し、私と専門学校からの引率教員(鍼灸師)とで、私の母校カリフォルニア州立大学フラトン校(California State University, Fullerton: CSUF)の恩師やアスレティックトレーナー(ATC)達に、今アメリカで広まりつつある、道具を用いた軟部組織モビライゼーション(Instrumented Soft Tissue Mobilization: ISTM)が、中国で発祥し日本やアメリカでそれぞれ別々に発展した経緯と、日本におけるスポーツ障害に対する治療の取り組みをプレゼンテーションする機会がありました。参加してくれた恩師やアスレティックトレーナーも、東西の文化的な違いはあれども、実際の治療において共通点も多いことに非常に興味を示してくれました。(前々回の研修はこちら

0325-1.jpg

"For me it was an amazing experience to learn about eastern medicine and see the cultural differences between what we are using here in the states and what is popular back at home for you. I really enjoyed interacting with the students and I hope they felt the same."(CSUFの大学院生ATCより届いたメールより)

 そして今回新たにMLB球団、ミルウォーキー・ブリュワーズのスプリングトレーニングが行われている、アリゾナ州フェニックスのMaryvale Baseball Complexも訪問しました。 
 球団の医療部門を統括するアスレティックトレーナー、Frank Neville氏の案内で施設を見学、また1時間以上にわたるQ&Aの時間もあり、MLB 30球団のなかで最も優れた医療チームがどのように機能しているかを学びました(ブリュワーズは他球団と比べ選手の怪我などが少なく、昨年・一昨年と最も優れたメディカルケアを行う球団としてMLBから表彰されています)。アメリカのプロスポーツの工夫された環境と、緊張感が張りつめた空気に触れた参加者たちは、ケガをした人のケアをするということがどれだけ必要とされる仕事か、またその仕事をするうえでどのようなことに気を付けないといけないか、を改めて実感し「健康づくり職人」になる決意を新たにしたようでした。
0325-2.jpg0325-3.jpg

 参加者した学生たちは、帰国時には日本を出発したときよりもいい表情をしていました。彼らの今後が非常に楽しみです。




国家試験への取り組み

2016年02月19日

 
 関西医療大学 保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の髙岸です。

 今回は国家試験への取り組みについてのお話です。
 関西医療大学ヘルスプロモーション整復学科を志望する学生さんは、国家資格である柔道整復師免許の取得を第一に目指して入学するのではないでしょうか。実際に国家試験を受験する事になるのは4年生の3月です。それまでの間に、専門科目だけではなく、教養科目や健康運動実践指導者、スポーツプログラマー関連の科目なども学びながら、幅広い知識を身につけ、多くのことを経験し自分をどんどん磨いていく事になります。

 国家試験は11科目から出題されるのですが、その中でもあらゆる科目の基礎となり、国家試験での出題数も多い「解剖学」と「生理学」を1年生で学びます。解剖学は「身体の正常な構造」、生理学は「身体の正常な機能」という内容です。また、柔道整復師の基礎となる「整復学総論」など専門科目も1年生から始まります。これらを元に国家試験で必要な科目を2年生、3年生へと積み上げていきます。
 国家試験への取り組みは2年生から始まります。1年生で既に履修した解剖学と生理学の模擬試験を年に2回程実施しています。その目的は、一度覚えた内容も時間が経てば忘れてしまうという事を認識してもらうのと、これを機会にもう一度確認してもらう為です。だから、得点によっては課題が出されます。3年生でも模擬試験を実施しており、その中の1回は実際の国家試験と同様の形式で実施しています。課題に対する学生さんの取り組みは、まだまだ国家試験は先の事と考えているせいか、教員側が期待しているような内容の物は提出されてこないのが現状です。想像力を働かせて早い段階からしっかり取り組んでおけば後で困らないのになぁと少し残念です。

 本格的に対策が始まるのは4年生からです。4月から12月までは授業内でも総復習に当たる科目もありますし、何らかの模擬試験がほぼ毎月実施されます。そうこうしている内に次第にエンジンがかかってくる学生さんが増えてくるのですが、前期の間はまだまだのんびりしている学生さんがいて、近頃は11月頃になってもまだアイドリング状態の学生さんもいたりして、こちらが「間に合わなくなるよ~!」と心配になります。
 4年生の12月には正規の授業は終わってしまいますが、1月から2月中旬までは国家試験対策の特別授業を組んでいます。朝型生活のリズムを作ってもらう為に9時から12時まで各担当科目の先生がオムニバス形式で対応しています。午後からは各自、自由に時間を使っています。友達と一緒に勉強したり、静かな場所で、1人で集中する学生さん、息抜きがてら問題を出しあったり、教えあったりしながら、みんな国家試験合格という同じ目標に向かって頑張っています。教室にはカウントダウンの掲示もあったりして、視覚的にも気合いを入れています(笑)
 国家試験本番まであと2週間ちょっと!体調には気をつけて欲しいものです。当日は、実力の全てを出しきって合格を勝ち取ってくれると信じています!
 
 この様に4年間で自分を磨き、目標を達成する強い気持ちを持った学生さんを待っています。

0219-1.JPG0219-2.JPG


健康運動実践指導者の試験が終わりました。

2016年01月15日


 こんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の五十嵐です。
 今回は、「健康運動実践指導者の受験」について書いてみたいと思います。
 ヘルスプロモーション整復学科では、柔道整復の技術と知識を使って、人々の「健康づくり」(ヘルスプロモーション)に貢献できるようになることをめざしています。そのためには、柔道整復師の資格を取ることはもちろん、全ての人々に対し、健康に良い運動を指導・助言できるための資格である「健康運動実践指導者」などのスポーツ資格を取得することをめざしています。
 健康運動実践指導者の試験には筆記試験と実技試験があり、今年は30名の3年生が受験しました。学生は毎年頑張って受験しており、昨年度の合格率は96.3%で、全国平均の59.3%を大きく上回っています。
 今年も受験生の全員合格をめざし、模擬試験と実技試験対策補講が行われました。
 私は水中運動の講師である朝海先生と一緒に、去る12月14,15日に水中運動の補講を行いました。実技試験内容は2分間の水中レジスタンスの運動指導と、3分間の水中ウォーキングの運動指導です。最初は運動を教える側になる事に戸惑っていた学生も、だんだん大きな声を出し、身振り手振りで運動指導することができるようになり、最後には自信を持って実演・指導できるようになっていきました。(写真は補講のときの集合写真です)
 先日の12月20日(日)、健康運動実践指導者の実技試験が大阪産業大学で行われました。私たちは今年も会場まで行き、最後の激励を行いました。
 次の日、大学の構内を歩いていると前日に受験した学生が笑顔で話しかけてくれました。その学生の表情は一つのことをやり遂げた事による、すがすがしさを漂わせているように私には感じられました。
 今はまた、あの笑顔に会えることを信じて、3月の合格発表を待っているところです。
 受験生の皆さん、私たちと一緒に「健康運動実践指導者」をめざしてみませんか。

0115.JPG


勉強っておもしろい!

2015年12月04日


 こんにちは。ヘルスプロモーション整復学科(HPS)の織田です。
 今回のテーマは「勉強っておもしろい!」です。私は、ヘルスプロモーション整復学科の1期生です。4年前に卒業しました。1期生の仲間達と過ごした時間は、私にとってかけがえのない時間です。みんなと居るのがおもしろい!みんなと学ぶのがおもしろい!という事をお伝えしたいです。勉強するのはひとりでも十分できます。する気さえあればいつでもいくつになってでもできます。ただこの仲間達と一緒に教室でこの大学で学ぶのは、在学中しか体験できない貴重な時間です。4年生になると卒試・国試から1秒でも早く逃れたいー!という気持ちとは逆に、このメンバーと一緒に1秒でも長く授業受けていたいーーー!といつも思っていました。卒業後そのまま大学院で学びましたが、初めの頃は通学途中の道で、学生ホールで何度も幻を見ました。卒業していないはずのメンバーがホールにいるんです!と思うと、似た人で違うとわかった時の気持ちは何とも言えませんでした。

1204.JPG
コレコレ! 今だけなんですよネ~!

 今年から教員1年生で毎日が勉強です。諸先輩の先生方、事務の方々、接骨院の患者様方、そして学生の皆さんより日々学ばせてもらっています。私のモットーは「人生楽しく!」なので、勉強し学びおもしろく楽しく生きさせてもらえている事に感謝です。
 現在在学中の学生のみなさん、志望校探しにこのブログを見てくださったみなさん、本学で大学時代のこの貴重な4年間をたくさんの経験を通して色んな事を学んでいただければと思います。



学部・大学院FACULTY/GRADUATE SCHOOL