教員ブログ保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科

ヘルスプロモーション整復学科の魅力とは

2015年05月01日


 ヘルスプロモーション整復学科学科長の金井成行(かない しげゆき)です。
 ヘルスプロモーション整復学科とはどんな学科か分かりにくいと思います。直訳しますと健康増進整復学科となります。柔道整復師を養成する学科と思っていただいても大きな間違いはありませんが、整復というと大きな力が必要で、いわゆる筋肉隆々の男性の職業と思われがちです。そういった今までの概念を覆し、治療には、優しさやきめ細かさも必要という思いを込め、本学では「ヘルスプロモーション整復学科」という名称を用いました。実際に、女性の入学者も多く、本年度は10名と定員40名の4分の1を占めています。今や男性に限らず、女性も活躍できる学科になっています。卒業すると柔道整復師のみならず、健康運動実践指導者の受験資格が得られます。つまり、医療の知識を持ち、適切な運動を指導出来る人材を養成する学科です。健康運動実践指導者とは、個人の年齢、体力などを考慮してどのような運動が各々の健康増進に役立つかを考えて運動指導する人です。
 卒後の進路としては、柔道整復師として独立開業はもちろん、福祉施設やフィットネスクラブなどでトレーナーとして指導、更にまだまだ勉学に励みたい方は、大学院に進学して研究に打ち込む道もあります。本学にも大学院(修士課程)に保健医療学研究科があり、大学院生が各々臨床研究や動物実験を選択し、保健医療学領域の科学的研究や高度な医療技術についての研究を行っています。大学院の研究室は、指導されている先生によって特色があります。筋肉や運動神経を得意とする研究室、マ ウスを用い疼痛のメカニズムを追及している研究室、血流や血管系について研究している研究室もあり様々です。
 ヘルスプロモーション整復学科1期生の1人は大学院に進み、私の研究室に所属し、「顔の筋肉に対する等尺性運動が及ぼすアンチエイジング効果 ―フェイシャルエクササイズの客観的評価―」について臨床研究し、昨年「日本サーモロジー学会 31回大阪(会期:2014年6月7~8日)」で発表しました。そして、今年4月から助教として本学に採用され、診療および学生の指導にあたっています。
 このようにヘルスプロモーション整復学科では幅広い分野での活躍が期待されるとともに、新しい研究者が関西医療大学から生まれ、育ち、世界で活躍されることを私は楽しみにしています。

 最後になりますが、ヘルスプロモーション整復学科のモットーは「大学生活をenjoyし、よく遊び、よく学ぶ」です。一度オープンキャンパスに来て、関西医療大学を見て、聞いて、触れて君たちご自身で確かめてみて下さい。


アメリカ研修が目指すもの

2015年03月27日

ヘルスプロモーション整復学科 牛島 詳力

ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。毎年3月に行われているアメリカ研修は今年参加者6名とこれまでより少ない人数での開催でしたが、例年に比べ実技実習が加わる等、より実りの多い研修となりました。


昨年の記事はこちら http://www.kansai.ac.jp/teacherblog/2014/03/001042.html

私の母校であるカリフォルニア州立大学フラトン校(California State University, Fullerton: CSUF)への訪問では、大学内診療所併設のスポーツクリニックで新たに導入された、膝の前十字靱帯損傷のリハビリテーションから競技復帰する際の見極めとなるバランス能力の測定法そして、スポーツの動作に近い機能的動作をビデオで撮影し、その動作分析で見るべきポイントを学び、CSUFのアスレティックトレーニング学科の学生が毎月最低1回は訓練をしている、スポーツ現場における緊急時対応の実習も経験させて頂きました。

 

当日、研修が終わった後にCSUFの野球部のナイターもあり、過去4度全米チャンピオンに輝いたチームの試合に招待して頂きました。試合前には私が留学していたころのスタッフたちと旧交を温めることができ、まるでその頃にタイムスリップしたかのような気分でした。3時間にわたる熱闘で母校は負けてしまいましたが、研修に参加した学生たちがメキシコ料理のブリトーを片手に私の母校を応援してくれている姿をみるのは何とも言えない幸せな気分でした。参加者の学生たちは、単に試合観戦を楽しんだだけではなく、自分たちと同じ世代であるCSUFのアスレティックトレーニング学科の学生たちがその試合で選手たちのケアをしている姿をみて、もっと勉強して選手や患者の役に立ちたい、と思いを新たにしたようです。


                                                           

研修に参加した学生たちからは「大変な刺激を受けた、もしできるのなら、卒業後はアメリカの大学や大学院に進みたい」という声も聞こえてきます。実際これまで6回の研修の参加者の中から2名、本学を卒業してアメリカの大学院に進学した者が出ています。もちろん、それは大変喜ばしいことではあるのですが、それよりも、私が母校を訪問して感じるこの気持ちを、今の学生が卒業して、また関西医療大学に戻ってきたときに同じように感じてもらえるような、そんな大学にしていきたい、と強く感じた今回の研修でした。


国家試験への取り組みについて

2015年02月20日

ヘルスプロモーション整復学科 畑島 紀昭

今回は、国家試験間近の4年生が国家試験にどのように臨んでいるか少しだけ紹介したいと思います。


2月になると医療系資格の国家試験がすぐそこまで迫って、大学が全体的に緊迫した雰囲気になってきます。ヘルスプロモーション整復学科では、柔道整復師の国家試験を受験します。内容は簡単では無いので、4年間で積み重ねてきた知識を存分に発揮しなければ合格することは難しい資格です。


そこで現在は、午前中に学科の先生が国家試験科目を担当に振り分け、対策の授業を行っています。それぞれの先生が4年生に覚えて欲しいと思っている事に工夫を凝らして伝えています。私が担当した際は、○×問題を作成し、うろ覚えになっていないか、勘違いして覚えていないかなど、確認をしてもらう事に重点を置いて行っています。国家試験前は何をやっていても不安がよぎり、やっている気がしない学生さんもいるので、この対策で自分の弱点を克服してもらえたら嬉しいなと思っています。


                                                         <対策授業の様子>

今午後は各自で自習していますが、一緒に問題を解いたり、問題を出し合ったり、時には気晴らしに遊んだり(笑)、様々な方法で取り組んでいて、みんな楽しそうにやっているなと見ていて思います。時々ですが、私も学生さんに混ざり一緒に楽しませてもらっています。

 

    

<自習の様子>


このように一生懸命に国家試験合格を目指して頑張っています。


.........ただ心配なのは、みんなの体調です。少し疲れている様に見えるので、よく食べて、最低限の睡眠は確保してあと少しの辛抱だから頑張ってほしいと思います。合格した後に楽しい事がいっぱい待っているから!!


最後に、関西医療大学で学んで今年の国家試験を受ける全ての学生さん(学科や学部なんて関係なく)の検討を心よりお祈りしています。


みんな頑張れ!!


健康運動実践指導者の試験が終わりました。

2015年01月16日

こんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の教授の五十嵐純です。今回は「健康運動実践指導者の試験が終わりました。」というテーマで少し話しをしてみたいと思います。
「健康運動実践指導者」は健康・体力づくり事業財団が厚生労働省と密接に連携しながらその養成を行っている資格で、特定健診・保健指導(メタボ健診)における身体活動・運動指導を行うことのできる資格の一つとなっています。すなわち、本学科が目指している、「柔道整復師の資格をベースに健康運動指導の知識と技術を身につけ、健康づくりのプロフェッショナルとして活躍する」ためにはなくてはならない資格なのです。
私たちの学科ではこの資格の受験資格が得られるようになっており、昨年度の合格率は93.5%(全国平均65.9%)と高い合格率を誇っています。
今年も11月と12月に実技試験と筆記試験が行われることになり、「全員合格」を合言葉にその試験対策が行われました。
10月と11月のある日、水中運動と陸上運動の補習が数回ずつ行われ(朝海先生、相澤先生ありがとうございました)、私もその授業に参加してあれこれアドバイスを行いました。補習の当初、久しぶりの実技指導のため声が小さい、動きがぎこちないなど指導技術のまずさが目立っていた学生も、最後には合格ラインを楽々と超えるまでになり、安心して実技試験に送り出すことができました。
そして昨日、2つ目の関門である筆記試験が大阪駅近くの大阪駅前第3ビルで行われました。私たちは最後の指導と応援のため、少し早目に会場の入り口で学生の到着を待つことにしました。待っていると学生たちが三々五々集まってきました。私たちの姿を見つけると嬉しそうに駆け寄り、ここ数日の頑張りを話してくれました。また、中には不安そうな顔をして、少し口数が少なくなっている学生もいたので、その学生に対しては元気づけ、落ち着くよう話して試験場に送り出しました。
筆記試験開始後、しばらくすると試験が終わった学生が一人、また一人と試験会場から出てきました。その顔は笑顔、笑顔の連続でした。「思ったより簡単でした」、「模試や補習で勉強したところが出ていました」、「ホッとした気持ちにしばらく浸りたいと思います」など様々な思いを私たちに嬉しそうに話してくれるのを見て、私たちも今までの苦労が吹っ飛ぶようなうれしい気持ちを感じることができました。
その時の集合写真を載せておきます。一つの事を終えた後の、満足した、すがすがしい学生たちの表情をご覧ください。

このブログを読んでくれた皆さん、私たちと一緒に「健康運動実践指導者」を目指してみませんか!!

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勉強のおもしろさって何?!

2014年12月05日

こんにちは。

関西医療大学 保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の髙岸です。

 

今回は勉強についてのお話です。

皆さんは、「勉強」という言葉からどんなイメージを持ちますか?

多数派の意見は、「嫌だ、嫌い」「面白くない」「めんどくさい」「難しい」「しんどい」「辛い」などマイナスイメージで、「好き」「面白い」「楽しい」などのプラスイメージの意見は少数派なのではないでしょうか。

では、実際にはどんな意味があるのか調べてみました。「大辞林 第三版」の解説によると、勉強とは、①学問や技芸を学ぶこと。学習。②ある目的のための修業や経験をすること。③(商人が)商品の値段を安くして売ること。④物事にはげむこと。努力すること。⑤気が進まないことを仕方なくすること。とありました。⑤の意味をみたとき思わず笑ってしまったのは私だけでしょうか。気が進まないことを仕方なくしていたら面白いわけがありませんよね!

 

 勉強が嫌だ、嫌いだと逃げるのは、簡単です。でも、逃げてばかりいては将来なりたい自分になれる可能性を狭めてしまう事は確実です。どうせやらなければならないのなら発想の転換をしてみましょう。「どんな科目でも、興味のある部分や面白いところを見つけてみる!そして楽しむ!面白ければ、やる気も出る!」「つまらないところばかりに目を向けない!」まず、その勉強を面白くするには、楽しさを見つける事が大切なのだと思います。

 次に、勉強の方法として「暗記」だけに頼らないということです。意味のない暗記はすぐに忘れてしまいます。折角多くの時間を費やして覚えたのに、暫くして忘れていたら無力感にさいなまれ勉強が嫌になってしまいますよね。では、どうすればいいのか。なぜそうなるのかという疑問をもち、関連性を考えながら覚えましょう。つまり、「理解」をして覚えればいいのです。時間はかかりますが理解を伴った記憶の方が忘れにくく、たとえ忘れたとしてもすぐに思い出す事が出来ます。

 そして、勉強して得た知識を実生活の中で使ってみたり、人に教えたりするとさらに勉強が面白くなるはずです。勉強した内容が一体、何の役に立つのか分からないままだとやる気も出ませんよね。社会人になった人から、「学生時代にもっと勉強しておけばよかった...。」という話をよく耳にします。この言葉には、「この勉強が社会でこんな所に関連していたんだな...。それが分かっていればもっとちゃんと勉強したし、楽しく勉強出来たのに...。」という意味も含まれていると思います。幸いな事に関西医療大学で学ぶ事は将来の資格取得に役立つ事ばかりです。しかも資格取得後にも必要な事ばかりです。さらに、資格取得前にも実生活の中でその知識を生かせる状況にある場合もあります。そのような大学での勉強が、たとえ膨大な量でも面白くないわけがありませんよね!

 

勉強の面白さとは、自分の知らなかった世界を知り、新たな発見や気づきに出会え、それを実際に役立てる事が出来、自分の成長を実感出来ることにあるのだと思います。

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人体の構造実習の風景です


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