教員ブログ保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科

スポーツの現場で学ぶ~関カレにて

2014年10月31日


 ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。

 顧問を務めるクラブ、MTI(Manual Therapy Institute;徒手療法研究会)は、7月に行われる関西学生選手権水泳競技大会のオフィシャルトレーナーとして大会をサポートしています。出場する選手に対して問診をはじめとした評価をもとに、主にマッサージやストレッチなどのコンディショニングを行います。大会期間中150名を超える大学生スイマーがMTIのブースを利用するのですが、その中には日本代表の選手も名を連ねており、MTIの学生が後で知って驚くことも...。

 顧問である私も勿論、施術に加わります。普段関わっている野球選手と違い、水泳選手は細かいところまで気になる様子で、0.01秒を争う世界を実感します。また、毎年のように「予選で怪我をしてしまったのですが、決勝で結果を残したい!どうにかなりませんか?」というような難題に出会います。水泳ではそんな怪我は到底起こらないだろう、と思われるようなケースもあり、まさに現場ではMTIの学生だけでなく私にも大きな課題が次々に与えられます。

 利用者の中には、同じ学生から施術を受けたいと希望する選手や、レースが終わったあと必ず結果を報告に来てくれる選手もおり、施術を行う我々もやりがいや、選手との一体感を得られる場面が多々あります。大会3日目の最終日、ブース利用者がいなくなる時間帯に行われるリレー種目で、MTIの学生たちが関西医療大学の水泳部だけでなく他大学の選手たちの泳ぐ姿を手に汗を握って応援するのをみると、それまでの苦労が吹き飛ぶような感じがします。

 選手が情熱を傾けるスポーツをサポートする経験から、学生たちは何を学んだでしょうか?私は基礎運動学や治療学の講義の中でスポーツ現場の話をしますが、そこでの出来事、雰囲気をすべて伝えることはできません。普段の教室という環境では「ふ~ん、そうなんだ」と解った気分になるだけだったかもしれません。スポーツの現場では、様々な症例の発生を通じて治療の技術や、競技を続行させるか否かなどの判断力が養われるだけでなく、選手をサポートする喜びも得ることができます。まだまだ非常に限られた機会ではありますが、そのような経験を積み重ね、柔道整復師として、あるいはアスレティックトレーナーとしての仕事に誇りを持ってもらえればと思っています。

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在学生から楽しい学科だと聞きましたが・・・

2014年09月26日


 こんにちは。ヘルスプロモーション整復学科の山原です。ヘルスプロモーション整復学科は柔道整復師および健康運動実践指導者、スポーツプログラマーの免許取得を目指して座学・実技・学外活動などを行っています。"勉強、大変やん!"と思ったかもしれませんが、正直、柔道整復師の国家試験がありますので、大変です。だけど、私たちヘルスプロモーション整復学科の教員は、ただ単に"勉強しろ!!"というだけではなく、面白おかしく勉強に取り組んでもらえるようにサポートしています。勉強だけではなく、球技大会や学園祭、そして20歳になってからのクラス会を教員と学生が一緒になって楽しんでいます。遊ぶ時は思いっきり遊んで、勉強するときは一生懸命勉強する!というオンとオフがはっきりした学科です。
 将来、先生という立場になる学生たちなので、マナーや礼儀も指導しています。
 先生イコール"怒られる""うっとおしい""だるい"なのかと思いますが、意外に学校外の悩み相談にも乗ってくれる教員ばかりです。毎年、多いのは恋愛相談でしょうかね?!同性・異性からの意見や年上からの意見が聞けますよ(^_-)-☆ この時期に多いのは、4年生の勉強の相談や質問です。4年生はあと半年で国家試験があるので、勉強がヒートアップし始めているからです。そんな中で、私の悩みは・・・4年生!もう少し急いで(>_<) です。毎年、こんな悩みもありますが、ヘルスプロモーション整復学科の学生たちはちゃんと答えてくれるから、卒業式ではうれしい・さみしい気持ちで見送ります。でも、卒業しても社会人になった現状報告や後輩への差し入れなどを持って大学に遊びに来てくれます。これもうれしいことで、やってきて良かった!って教え子たちに教えてもらいます。
 関西医療大学ヘルスプロモーション整復学科は免許取得を目指しているので、勉強することはたくさんありますが、大学生活をEnjoyできる学科です。
 10月5日(日)・10月26日(日)にオープンキャンパスが開催されるので、一度遊びに来てください。

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附属接骨院で学べること

2014年08月22日


 こんにちは。保健医療学部ヘルスプロモーション整復学科の尾原弘恭です。
 今回はヘルスプロモーション整復学科の臨床実習施設にもなっている附属接骨院の取り組みについてご紹介します。そこで学生は何が学べるのか!?
 ヘルスプロモーション整復学科では国家資格である「柔道整復師」に加えて「健康運動実践指導者」と「スポーツプログラマー」の資格も取得可能(次年度からは「トレーニング指導者」の資格も取得可能になる予定)で、ほとんどの学生がそれらの資格を目指していることから、附属接骨院ではそれらの資格を有機的に繋げて患者さんに対応することができるような施術や指導を行っています。
 その大きな特徴が運動(スポーツ)に重点を置いたものです。これは他の接骨院で治療の一環として行っている運動療法とは一線を画すもので、接骨院の中で行うのはもちろん、接骨院の建物を飛び出して、大学の施設(体育館やグラウンド、柔道場など)をフル活用して実施しています。

●特徴その1 施術だけでなく体力向上や健康になるための運動指導を行っています。
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●特徴その2 月に1回、一般の人を対象とした集団運動指導を行っています。
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 このような施設を使えるのは大学ならではのことではありますが、学生が将来的に進んでいく方向を考えていくうえで大きなヒントになるものと思います。
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 柔道整復師はその歴史から指導者としての側面があります。多くの人のヘルスプロモーションを担う指導者として柔道整復師は大きな貢献ができるはずです。そのためにも本学での学びでいろいろな方向性を探ってもらえればうれしいですね。
 詳しくはオープンキャンパスで!!


ヘルスプロモーション整復学科で学べること。―柔道整復について―

2014年07月11日

 ヘルスプロモーション整復学科の井口理です。

 今回は、まだまだ知られていない柔道整復師の活躍の場を紹介させて頂きます。

 柔道整復師が活躍するところは接骨院だけだと思っていませんか?
 実は、接骨院や病院などの医療施設だけでなく、スポーツ業界や美容業界、介護福祉業界など幅広い分野で活躍しています。希なケースではありますが、某アイドルグループのトレーナーとして活躍している卒業生もいます。

 では何故、柔道整復師が色々な業界で幅広く活躍できるかというと、それは柔道整復師という資格の特性にあります。話は昔々の戦「いくさ」をしている時代にさかのぼります。戦の最初は剣術(刀など)を用いて戦いますが、そのうち刃こぼれして刀が使い物にならなくなってしまいます。そこで登場するのがいろいろな武術です。そのうちの柔術を使う一派が今の柔道となります。兵士は普段から戦に備えるために柔術の稽古をし、骨折・脱臼・捻挫・打撲などのケガを日常的に負っていました。そのケガを手当てするために発達したのが柔道整復術です。また、兵士たちの日常のメンテナンスも併せて行ってきました。即ち、柔道整復師は兵士たちの一番身近なトレーナーだったのです。ですから、色々な分野で柔道整復師が活躍できるのです。

 特にスポーツの世界ではケガも起こるし、日常のメンテナンスも重要です。介護福祉の分野では、ケガのプロフェッショナルだからこそケガの予防ができ、万が一ケガをしたときには即座に処置することが出来るので患者さんにも安心して頂けます。また、柔道整復師は身体のことを知り尽くしているので、美容の世界でも身体の外部からだけでなく身体の内部からもアプローチすることが出来ます。
 
 このように色々なところで身近な存在となり、活躍することが出来る柔道整復師ですが、日常生活においても人様のお役に立つことが出来ます。私の身近なところではご近所さんのお役にも立つことができます。先日は、「子供の手が突然動かなくなったのでみてもらえませんか」とご近所さんが心配そうに自宅に訪ねてこられました。肘内障といって小さいお子さんに特有のもので、少し腕を動かしただけで元通りに治るのですが、とても感謝しておられました。こちらとしては大したことをしていなくても、親御さんにしてみれば非常に心強かったそうです。

 「柔道整復師になる」という強い意志を持っている人も、「人様のお役に立てる仕事ができたら良いな。だけど、何をしたら良いのか分からない」、そんな風に考えている人も、本学のオープンキャンパスに遊びに来てはいかがですか。お待ちしております。


ヘルスプロモーション整復学科で学ぶ「スポーツ指導の醍醐味」

2014年06月06日


 ヘルスプロモーション整復学科の相澤慎太です。今回は私の授業を紹介します。
 ヘルスプロモーション整復学科では医療資格として「柔道整復師」の取得を目指します。また、もう一方で「健康運動実践指導者」「スポーツプログラマー」といった『運動指導者の資格取得』も目指しています。

 この学科に所属している学生の特徴として高校時代までにスポーツを本格的にやってきた学生が多く、いわゆる「運動神経のよい」学生も沢山います。

 さて、一口に『スポーツが得意(できる)』ということにも実は段階があるということを皆さんは意識したことはありますか?これは、現在スポーツ選手として活動中の方にも参考になりますので紹介します。要するに「どこまでできることが『できる』ということになるのか?」という話です。

 まず、第一段階は「知らないし、できない」という段階です。初心者のことです。そして第二段階は「知っているが、できない」、第三段階は「意識すればできる」、第四段階は「意識しなくてもできる」と続いていきます。選手としての努力目標は第四段階を目指すことになります。ここまでいって初めて実際に使える技術になるわけです。

 ところで、実は『できる』にはこの上があります。
 それは「どこからでも教えることができる」という段階です。これは、相手が初心者であろうがプロであろうが、男性であろうが女性であろうが、集団であろうが個人であろうが、子どもであろうが高齢者であろうが、最初からであろうが途中からであろうが・・・

 「自分ができるだけではなく他人に教えることができるか?」これは非常にハイレベルな『できる』なのです。

 私の授業では、柔道整復術を持ち合わせたスポーツ(運動)指導者を目指している学生の指導力を高める授業として「自分が打ち込んできたスポーツを指導する」という授業を展開しています。この授業は学生に大好評です。
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 指導役の学生は、自分がプライド持って打ち込んできたスポーツを理解してもらいたいので懸命に工夫しています。一方で生徒役の学生は、自分が経験したことのないスポーツを親切に教えてもらえるので大喜びです。それだけではなく、柔道整復師として仕事をするときに自分のしていたスポーツだけでは対応力が低くなってしまいます。やはり多くのスポーツを経験することは将来の武器になります。

 さて、この授業で指導者役をしますと普段の勉強への姿勢も全く変わってくるのが面白いところです。「自分は指導者なのだ」と思いながらの勉強は「責任感」が出ます。

 「自分の指導によって相手ができるようになっていく姿」を見ることができたときの喜びは、ひょっとしたら自分自身がファインプレーをした時よりも大きいものかもしれません。私の思い描いているのは、魅力あるスポーツ指導のできる応急救護のスペシャリストです。実は非常に需要があります。

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 興味のある方はぜひ大学までお越しください。


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