教員ブログ保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科

ヘルスプロモーション整復学科で学べること。―柔道整復について―

2014年07月11日

 ヘルスプロモーション整復学科の井口理です。

 今回は、まだまだ知られていない柔道整復師の活躍の場を紹介させて頂きます。

 柔道整復師が活躍するところは接骨院だけだと思っていませんか?
 実は、接骨院や病院などの医療施設だけでなく、スポーツ業界や美容業界、介護福祉業界など幅広い分野で活躍しています。希なケースではありますが、某アイドルグループのトレーナーとして活躍している卒業生もいます。

 では何故、柔道整復師が色々な業界で幅広く活躍できるかというと、それは柔道整復師という資格の特性にあります。話は昔々の戦「いくさ」をしている時代にさかのぼります。戦の最初は剣術(刀など)を用いて戦いますが、そのうち刃こぼれして刀が使い物にならなくなってしまいます。そこで登場するのがいろいろな武術です。そのうちの柔術を使う一派が今の柔道となります。兵士は普段から戦に備えるために柔術の稽古をし、骨折・脱臼・捻挫・打撲などのケガを日常的に負っていました。そのケガを手当てするために発達したのが柔道整復術です。また、兵士たちの日常のメンテナンスも併せて行ってきました。即ち、柔道整復師は兵士たちの一番身近なトレーナーだったのです。ですから、色々な分野で柔道整復師が活躍できるのです。

 特にスポーツの世界ではケガも起こるし、日常のメンテナンスも重要です。介護福祉の分野では、ケガのプロフェッショナルだからこそケガの予防ができ、万が一ケガをしたときには即座に処置することが出来るので患者さんにも安心して頂けます。また、柔道整復師は身体のことを知り尽くしているので、美容の世界でも身体の外部からだけでなく身体の内部からもアプローチすることが出来ます。
 
 このように色々なところで身近な存在となり、活躍することが出来る柔道整復師ですが、日常生活においても人様のお役に立つことが出来ます。私の身近なところではご近所さんのお役にも立つことができます。先日は、「子供の手が突然動かなくなったのでみてもらえませんか」とご近所さんが心配そうに自宅に訪ねてこられました。肘内障といって小さいお子さんに特有のもので、少し腕を動かしただけで元通りに治るのですが、とても感謝しておられました。こちらとしては大したことをしていなくても、親御さんにしてみれば非常に心強かったそうです。

 「柔道整復師になる」という強い意志を持っている人も、「人様のお役に立てる仕事ができたら良いな。だけど、何をしたら良いのか分からない」、そんな風に考えている人も、本学のオープンキャンパスに遊びに来てはいかがですか。お待ちしております。


ヘルスプロモーション整復学科で学ぶ「スポーツ指導の醍醐味」

2014年06月06日


 ヘルスプロモーション整復学科の相澤慎太です。今回は私の授業を紹介します。
 ヘルスプロモーション整復学科では医療資格として「柔道整復師」の取得を目指します。また、もう一方で「健康運動実践指導者」「スポーツプログラマー」といった『運動指導者の資格取得』も目指しています。

 この学科に所属している学生の特徴として高校時代までにスポーツを本格的にやってきた学生が多く、いわゆる「運動神経のよい」学生も沢山います。

 さて、一口に『スポーツが得意(できる)』ということにも実は段階があるということを皆さんは意識したことはありますか?これは、現在スポーツ選手として活動中の方にも参考になりますので紹介します。要するに「どこまでできることが『できる』ということになるのか?」という話です。

 まず、第一段階は「知らないし、できない」という段階です。初心者のことです。そして第二段階は「知っているが、できない」、第三段階は「意識すればできる」、第四段階は「意識しなくてもできる」と続いていきます。選手としての努力目標は第四段階を目指すことになります。ここまでいって初めて実際に使える技術になるわけです。

 ところで、実は『できる』にはこの上があります。
 それは「どこからでも教えることができる」という段階です。これは、相手が初心者であろうがプロであろうが、男性であろうが女性であろうが、集団であろうが個人であろうが、子どもであろうが高齢者であろうが、最初からであろうが途中からであろうが・・・

 「自分ができるだけではなく他人に教えることができるか?」これは非常にハイレベルな『できる』なのです。

 私の授業では、柔道整復術を持ち合わせたスポーツ(運動)指導者を目指している学生の指導力を高める授業として「自分が打ち込んできたスポーツを指導する」という授業を展開しています。この授業は学生に大好評です。
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 指導役の学生は、自分がプライド持って打ち込んできたスポーツを理解してもらいたいので懸命に工夫しています。一方で生徒役の学生は、自分が経験したことのないスポーツを親切に教えてもらえるので大喜びです。それだけではなく、柔道整復師として仕事をするときに自分のしていたスポーツだけでは対応力が低くなってしまいます。やはり多くのスポーツを経験することは将来の武器になります。

 さて、この授業で指導者役をしますと普段の勉強への姿勢も全く変わってくるのが面白いところです。「自分は指導者なのだ」と思いながらの勉強は「責任感」が出ます。

 「自分の指導によって相手ができるようになっていく姿」を見ることができたときの喜びは、ひょっとしたら自分自身がファインプレーをした時よりも大きいものかもしれません。私の思い描いているのは、魅力あるスポーツ指導のできる応急救護のスペシャリストです。実は非常に需要があります。

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 興味のある方はぜひ大学までお越しください。


私が学科長の金井です

2014年05月02日


 ヘルスプロモーション整復学科の学科長の金井成行(かない しげゆき)です。
 柔道整復師というと整復などに力が必要なイメージがあるかもしれませんが、優しさやきめ細かさが生かされる職業でもあります。その思いを込め本学では「ヘルスプロモーション整復学科」という名称を用いました。卒業後の進路は、柔道整復師として独立開業、福祉施設やフィットネスクラブなどでトレーナーとして指導、更に科学的視野にたち、大学院に進学して研究に打ち込む道もあります。本学にも大学院修士課程に保健医療研究科があり、大学院生が各々臨床研究や実験
動物を用いた基礎研究を選択し、保健医療学領域の科学的研究や高度な医療技術についての研究を行っています。大学院の研究室は、指導されている先生によって特色があります。筋肉や運動神経を得意とする研究室、マウスを用い鎮痛のメカニズムを追及している研究室、血流や血管系について研究しているチームもあり様々です。今回は、ヘルスプロモーション整復学科1期生が大学院に進み、私の研究室に所属し、「顔の筋肉に対する等尺性運動が及ぼすアンチエイジング効果―フェイシャルエクササイズの客観的評価―」について臨床研究した内容を簡単に説明します。 

 題名をみるとわかり難いかもしれませんので、わかり易く解説すると、顔は、第一印象に最も影響される箇所です。その顔が年とともに老化し、頬のたるみやしわが形成されます。たるみやしわは、女性にとっては耐えられない現象です。そこで、手術療法や鍼灸ではなく、運動療法で老化の進行を抑え、なおかつお肌をピチピチにする方法を考えました。但し、単純に運動すれば良いというものではなく、等尺性収縮による運動(等尺性運動)を用いました。等尺性運動とは、力をいれた状態で筋肉を動かさない方法です(例:腕を壁につけて、腕を曲げないで力を入れ続ける)。この等尺性運動を顔で実施した処、頬の筋肉の硬さを測定した処、若い世代と近い値になりました。

 研究に従事した大学院生は、今年3月に主席卒業し引き続き研究活動を行い、本学で開催される「日本サーモロジー学会 31回大阪(会期:2014年6月7~8日)」にも演題が採択され、発表の準備をしています。新しい研究者が関西医療大学から生まれ、育ち、世界で活躍されることを楽しみにしています。

 このように卒業後は幅広い分野での活躍が期待されます。オープンキャンパスに来て、関西医療大学を見て、聞いて、触れて確かめて下さい。

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足跡を残せる人になれ

2014年03月28日


 ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。今年も恒例のアメリカ研修ツアーを引率してきました。(以前にも研修について書いています

 今回で5回目を迎える、私の母校訪問を中心とした研修、今回はカリフォルニア州立大学フラトン校(California State University, Fullerton CSUF)のサイトにも私たちの訪問を待ち構える記事が掲載されていました。

 私の恩師の一人、CSUFのヘッドアスレティックトレーナー、Julie Maxから参加者たちに、「どこに行っても、そこにあなたがいた、という足跡を残せるようになってください」という言葉をもらいました。自分では気づいていませんでしたが、私が学生の時に、母校になにか変化をもたらしたというのです。

 確かに、私が留学していた頃、アメリカのアスレティックトレーナーはあまりマッサージなどの徒手療法を行っていませんでした。そのような施術を行う私に、あまり選手を甘やかさないで、と言われたのを思い出します。ところが今は多くのアスレティックトレーナーが徒手療法を行うようになり、母校の学生たちがそういった施術の一部を今回のツアー参加者に教えてくれるほどになりました。0328-1.jpg


 さて、これで5回を数える本学の研修ツアー、そろそろツアー参加者が訪問先に足跡を残せるようにならないといけないのかな、と思うようになってきました。学生のときに恩師たちから「『ここになくて日本にあるもの』があるなら教えてほしい」と言われ、それは社交辞令だと思っていましたが、どうもそうではなく、向こうも今本当に何か新しい事を学びたいと思っているのだ、と今回強く感じました。0328-2.jpg

 次回からは、向こうで何か足跡を残せるような、そんなツアーにしていきたい。私が、ではなく参加者の学生が、私の母校に足跡を残してほしい。こちらが吸収するだけではなく、招いた向こうも何かを得る機会にしたい。もしかしたらそれが私のアメリカの恩師たちへの親孝行なのかもしれないですね。

 いつか私の教え子たちが、アメリカのみならず、様々な国々に出かけていって、それぞれがこの関西医療大学で学んだこと、柔道整復師として働くことの素晴らしさなど、日本の良さを外国に伝えられる、そして伝えるだけに留まらず、世界中で活躍してほしいとの思いを新たにした今回の研修でした。0328-3.jpg


第22回柔道整復師国家試験まであと約1週間!

2014年02月21日


 みなさんこんにちは。保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の髙岸です。
 2014年になり、早2ヶ月が経とうとしていますが、正月太りは解消されましたか(笑)このブログを書いている現在、ちまたではノロウイルス感染やインフルエンザが流行していますがアップされる頃には落ち着いているのでしょうか...。これから寒暖の差が激しくなる季節がやってきます。皆さんも油断せず手洗い等をしっかりして自己防衛して下さいね。

 さて、来る3月2日(日)には第22回柔道整復師国家試験が実施されます。本学科の学生さんは大阪電気通信大学の寝屋川キャンパスで受験します。試験まであと約1週間。4年間学んできた事の実力を全て出し切れるように最後の調整をしている頃だと思います。

 本学科が卒業生を送り出すのは今年で3年目となります。過去2年もそうだったのですが、国家試験に対する勉強のエンジンがかかるのが遅いように感じます。これが本学科の特徴なのでしょうか...。それに加えて3期生はどことなくほわっと緩い感じが目立った様に思います。4年生の8月頃には目の色が変わってきて欲しいのですが、一向にそんな様子は見られなかったですね。定期試験なら短期集中もいいのですが、国家試験は定期試験と違い科目数も多く範囲も広いので、太く長く継続して勉強を続ける必要があります。一通り目を通すだけでも時間がかかりますし、最初の方にした範囲は忘れてしまうので、いかに反復して記憶を定着させるのかが重要です。それを繰り返し話し、叱咤激励するのですが、それがなかなか...。「何とかなる!」という根拠のない自信がどこからか湧いてくるみたいです。その代わり、学生生活は大いに楽しんでくれた事だと思います。卒業が決まらないと国家試験は受験出来ないので、さすがに卒業試験の頃になると変わってきましたが、卒業試験を突破すると、また緩い感じが現れてきて集中力もどことなく欠いている状態。先輩たちは帳尻を合わせてきたので、今年もなんとか復活して頑張って欲しいものです。そうこうしている内に、本番まであと約1週間。ここまで来ると、もう見守る事しか出来ないですね。応援してるよ!頑張れ!

 この様に本学科に入学を考えている皆さんも、卒業する事が目標ではなく、最後に国家試験という大きな壁を乗り越えなければ柔道整復師の資格は得られません。4年間で自分が将来やりたい事を見つけ、学生生活を楽しみつつ色々な経験をし、資格取得に向けて突き進んでいって欲しいと思います。そんな学生さんを待っています。
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試験に真剣に取り組んでいます!       放課後は仲間と楽しくお勉強♪


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