教員ブログ保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科

ヘルスプロモーション整復学科の授業外での学生さんとの付き合い

2013年07月19日


 みなさんこんにちは。保健医療学部ヘルスプロモーション整復学科の畑島紀昭です。

 ヘルスプロモーション整復学科の先生と学生さんたちとの授業外での関わりについて少し紹介していこうと思います。

 来年3月に柔道整復師国家試験を受ける4年生の学生さんたちに、ヘルスプロモーション整復学科の先生が授業外でバックアップをしています。6~7人の班に振り分け定期的に各先生の所に集まって、勉強したことを覚えているのか確認したり、国家試験についての悩みを聞いたりと色々な話をします。そうすることでそれぞれの学生さんが苦手としている範囲がわかりますし、他の学生さんの話を聞くことでやる気にも変化が出ると思います。また、一人で勉強することも良いのですが勘違いをして覚えてしまうことも多々あるので、先生や他の学生さんと一緒に確認することで間違いを減らせるようになると思います。

 ここからは私の話になるのですが、極真会館関西総本部がおこなう交流試合の救護活動に、相澤先生(このヘルスプロモーション整復学科ブログの前回担当)のお誘いで参加させて頂いています。そこで学生さんと一緒に大会中に発生した外傷のケアをしています。
 幸いにも外傷も少なく救護活動に空いている時間ができたときには学生さんたちと色々な話をしています。学外での活動なので、学内ではあまり話をしない様なプライベートな話など少し込み入った話もしたりしています。救護活動に行くたびに私の生い立ちを熱く語っている気がしますね。

 学内では、勉強や実技のコツなどの話を主に話しますが、稀に将来の話などの夢について聞くことがあり、そのような話を聞いていて私も感化され熱くなることもよくあります。
 最近は、包帯の実技試験が迫っており包帯のコツを教えて欲しいと毎日のように声をかけてくれます。柔道整復師は外傷に対して色々な固定具を駆使して対応していくのですが、中でも包帯を巻くことは柔道整復師にとって非常に重要な技術で、巻き方のバリエーションも豊富にあり、様々な部位に対応できるように覚えておく必要があります。包帯を巻く上での基本はあるのですが、個人個人で綺麗に巻けるように意識している所に違いがあり、私は自分の意識している所を学生さんたちに伝えています。その意識を伝えただけでコツをつかみ綺麗に巻けるようになる学生さんもいるので、そんなときは伝わって良かったと安心するのと同時に嬉しくなり学生さんたちと一緒に喜んでいます。
 
 本当に少ししか紹介できていませんが、少しだけでも雰囲気は分かっていただけたでしょうか。
 ヘルスプロモーション整復学科は学生さんたちが明るい学科ですが、先生たちも明るく馴染みやすい学科だと思います。興味をもたれた方は、まだまだオープンキャンパスを開催していますので一度来て雰囲気を実感してみてください。

ブログ写真(ヘルス)0719.png

空手の救護活動の様子


現場へ学生を連れて行ってみたら・・・その③

2013年06月14日

 皆さんこんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の相澤慎太です。

 今回は私が取り組んでいる活動を紹介します。

 私は野球の専門家として、プロ野球選手から小学生に至るまで技術・トレーニング指導をしています。最近では、在学生が本学へ連れてきた母校の高校球児を指導するようなケースも増えています。

 「医療系の大学でスポーツ指導ってナンダ?」と疑問に思われる方もおられるかもしれません。
 ここで、「柔道整復術」というものについて簡単に説明したいと思います。
 柔道整復術の原点は、柔道の指導者である師範クラスの人たちが武術を指導する傍ら、練習や競技中にケガをした人たちのケアをしたことに始まるとされています。
 これを現在の状況にあてはめてみると、「スポーツ指導者が柔道整復術を会得していれば、より充実したスポーツ指導ができるのではないか?」と私は考えています。
 より高いスポーツ技術の獲得を目指そうとすれば怪我の危険性から逃れるわけにはいきません。
 だからこそスポーツの指導者が、怪我対応の専門家である柔道整復師であればより充実したスポーツ環境ができるに違いありません。

 そこで私は現在、本学の学生と共に選手の指導にあたっています。
 本学の学生は、医療技術(柔道整復術)はカリキュラム上で学びますので、それに加えてスポーツ指導の現場を体験できています。
 こうした活動から、スポーツコーチングの出来る柔道整復師が生まれ、将来のスポーツ現場の環境がよりよくなることを夢見ています。
 興味のある方がおられましたらぜひ観に来てください。

DSC02039.JPGDSC05026.JPG



2期生の旅立ち

2013年05月10日


 ヘルスプロモーション整復学科の牛島です。

 先月、2年から4年までの3年間担任をさせていただいた2期生が、柔道整復師としての一歩を踏み出しました。彼らには、それではいけないと厳しく叱ったこともあれば、誰よりも誇りに思うと褒めたこともあります。大学での4年間は、皆さんが考えている以上に「あっという間」なだけでなく、皆さんが考えている以上に、外から見えない部分で成長を遂げます。

 2年では、「大学生にしかできない遊び、に挑戦すること」とよく言いました。週末などにボーリングに行き、居酒屋に行き、カラオケにいく、のは「遊び」ではなく「息抜き」でしかありません。例えば、10か月アルバイトでお金をためて、春休み1か月間海外にスノーボードに行く、など何かに思いきり打ち込んで「遊ぶ」、大学生ならではの経験です。

 3年では、「将来に向けて何か挑戦すること」とよく言いました。柔道整復師として、あるいは健康運動の指導者として、どんな「職人」になりたいのか、そのために学ぶべきこと、経験しておくべきことを貪欲に追求して欲しいと思っていました。

 4年では、「興味を持ったことを、卒業後もより深く追求できる職場を見つけること」とよく言いました。それができれば、自然に国家試験に向けて勉強できるはず、だからです。ただ、最上級生となった彼らの中に、国家試験それ自体をゴールにしてしまった者が多くいた事が、3年までの私の指導が彼らの心に響いていなかった結果のように思えて、今も心苦しく思います。

 4年間の勉強の集大成として「国家試験に合格すること」はとても大切なことですが、国家試験に合格した後、一人の施術者として「その後どんな経験を積み重ねるか」はもっと大切なことです。特に大学は、「教科書に書かれている方法よりも、このやり方のほうがうまくいった」というようなことが正しいかどうかを検証する、という社会的な役割もあります。卒業生はここを巣立ったあと様々な経験をして、それぞれの経験を大学にフィードバックして欲しい。別の言い方をすれば、こんな経験をしたよ、と私たちここに残る教員に、卒業生のほうから「教えて」欲しいのです。

 資格取得は専門家としての人生のスタート、私と2期生の付き合いも、新しいステージが始まりました。少し寂しくもありますが、彼らがまたいつかここに顔を出してくれる日を楽しみに、これからも頑張ろうと思います。
ヘルス写真0509-2.jpg


新入生・これから進路を決める学生さんへ

2013年04月05日


 みなさんこんにちは。関西医療大学ヘルスプロモーション整復学科(HPS)の井口です。

目標!!みんなが国家試験合格!!
ブログ写真(井口先生)0405.JPG

 これは昨年の入学式場の写真です。
 今年度入学された学生さんはおめでとうございます。これから進路を決める方は後悔のないように頑張って下さい。
 何といってもヘルスプロモーション整復学科は柔道整復師(国家資格)を目指す学科です。ですから、当然学生さんには全員国家試験に合格してもらわなくてはいけないのです。そして、全員が合格することができる試験なのです。というのも、この試験は一定の基準さえクリアしたら全員が合格するわけで、入学試験のように合格者の定員が決まっているわけではありません。
 しかし、全国的に毎年全員が合格するわけではありません。何故でしょうか。国家試験が難しいからでしょうか?確かに国家試験は決して簡単ではありません。将来人の身体に施術を行うわけですから、それ相応の知識は必要です。では、本人の能力が低いからでしょうか?これも違います。柔道整復師になるためには相対性理論が理解できないといけない、などといった特別な能力は必要ありません。本学の入学試験に合格してくるのですから十分能力は足りています。
 実は、"やる気"が問題なのです。目標を達成出来る学生は困難な状況でも何とかできるように方法を考えますが、目標を達成出来ない学生は、同じ状況でも勉強から逃げるためにできない理由を探します。ですから、目標を明確に持ちそれを達成しようとする"やる気"が大きく係わってきます。殆どの学生さんは、入学前後は希望に満ちあふれモチベーションが高い状態にあります。そして、4年間の学生生活で色々悩み、考え、新たな発見に出会い、軌道修正をしながらも絶対に柔道整復師になるという目標を達成します。
 また、入学時は新しい環境に慣れるだろうか、学生生活はどうなるのだろうか、授業はどういうことをするのだろうか、等々期待と不安が入り交じった気持ちになりますよね。この不安という気持ちも凄く重要です。勉強について行けなかったらどうしよう。試験に落ちたらどうしよう。と不安に思うから、勉強についていけるようにしよう。試験に落ちないように勉強しようとなります。そして、勉強をすればするほど知らないことがどんどん出てきます。そして、さらに不安になるから勉強し、あるところまでくるとこれだけ勉強したのだから何とかなるだろうという気持ちになるのです。
 しかし、入学してしばらくすると環境に慣れてきます。そして、この慣れから大学生活は、何とかなるという気持ちが勉強しないうちから(勉強したくないから)出てくるようになる学生さんがいます。こうなったら要注意です。一度気が緩むとなし崩し的に緩んで、緩みっぱなしになってしまいます。この緩んだ気持ちからもう一度気持ちを入れ直して頑張るのは大変なことです。そして気持ちの入れ直しが、遅すぎると留年や国家試験不合格ということになるわけです。
 賢くなくても良いのです。とにかくがむしゃらに頑張れる人を待っています。本学での4年間で"何とかなる"という気持ちになったとき、それが勉強をいっぱいしたという自信に裏打ちされたものか、なし崩し的な何とかなる、のどちらなのか一緒に考えていきましょう。そして、必ず全員で国家試験に合格しましょう。


学部・大学院FACULTY/GRADUATE SCHOOL