教員インタビュー

将来のビジョンと探究心をもって学んでほしい。

保健医療学部
理学療法学科

講師吉田 隆紀Takaki Yoshida

関西医療大学の特長・魅力は?

西洋医学と東洋医学、両面の知識やアプローチを学べることが大きな特長です。教員は本学の建学の精神に基づき、同じ方向を向いて指導しているのでブレがなく、学生の皆さんは非常に学びやすいと思います。また教員と学生の距離が近く、アットホームが雰囲気であることも特長のひとつです。

理学療法学科の特長・魅力は?

理学療法学科は"治せるセラピスト"の育成をめざしており、科学的根拠に基づいた理学療法を学ぶことができます。また東洋医学のアプローチも学ぶことができるので、より視野の広い理学療法評価技術を身につけることが可能です。
長期実習については、多くの大学・専門学校は2期のところ、本学では3期実施しています。病院はもちろんのこと、クリニックや老人保健施設などでも行い、さまざまな現場を体験することができます。

吉田先生が担当されている科目の内容と、指導するうえで大切にされていることは?

私は「骨関節疾患理学療法学」という科目を担当しています。この学科では、整形外科的な疾患の術後のリハビリテーションや、腰痛・肩関節周囲炎(五十肩)・変形性膝関節症などの関節疾患のリハビリテーションについて学びます。
授業で心がけているのは、リアリティのある指導。そのために理学療法士として10年間病院で働いた経験を活かし、高齢の患者さんの想いや生活環境など具体例を出すことで、患者さん像をイメージできるようにしています。

吉田先生が担当されているゼミの内容は?

専門であるスポーツ障がいの予防を基本とし、毎年学生と一緒にテーマを決めています。最近では、扁平足とそうでない人が運動(ジャンプ)した時の力の加わり方についての研究や、足関節捻挫の後遺症がある人がテーピングすることでどのように負担が軽減されるかの研究を行いました。
データなど客観的な根拠を示すことで、理解を深めるきっかけにしてほしいと考えています。

吉田先生はどのような研究活動をされているのですか?

足関節捻挫の後遺症について研究しています。またここ数年、企業の依頼で外反母趾の人のための靴下の開発に携わり、特許を取得しました。
リハビリテーションでは患者さんとのマンツーマンとなりますが、論文や装具(衣服)など"かたち"にすることで、より多くの方の健康に貢献できればと思います。

吉田先生が理学療法士をめざされたきっかけは?

学生時代にテニスをしていたのですがケガをしてしまい、リハビリテーションを受けたことがきっかけで関心をもち、スポーツ選手を支える仕事をしたいと考えるようになりました。いろいろな職種がある中で、私の場合は医学的な観点からリハビリテーションを行う理学療法士に惹かれました。

理学療法士として大切なことは?

患者さんの症状と気持ちを理解し、理学療法士として何ができるのかを把握すること。そして、それを分かりやすく患者さんに伝えることです。こうした力を学生の皆さんにも身につけてほしいです。
探究心をもちつづけることも大切です。私も積極的に学会に参加するなど、新しい知識を吸収するようにしています。

学生の皆さんがめざす資格を取得するために大切なことは?

資格取得をゴールにしてしまうと行き詰まります。理学療法士になってから、どんなことをしたいのかという将来のビジョンをもつことが大切です。そうすれば自然とモチベーションや探究心が湧いてくるはずです。

教員プロフィール

授業ではできるだけ今までの業務経験を踏まえて、お話しています。大学での学生生活を充実したものにできるようにサポートしたいと思っています。

吉田 隆紀(よしだ たかき)
保健医療学部 理学療法学科

<担当科目>
アスレティックトレーナーの役割・運動器の機能と解剖、脊髄損傷理学療法学、骨関節疾患理学療法学

学部・大学院FACULTY/GRADUATE SCHOOL