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超高齢化社会において、高齢者の疾病とともに、『メタボリックシンドローム』として注目される高血圧症、高脂血症といった疾病の合併が問題視されています。また、中国や欧米などでは医師が鍼灸を取り入れている一方、日本では1500年の伝統を持ちながらも、鍼灸は医療と分離され、医療類似行為と位置づけられています。高度かつ複雑化する患者様からの要求に応えるため、そして、鍼灸師が医療の現場に進出し、鍼灸の水準を向上するためにも、これまで以上に、鍼灸の高度な技術と知識を身に付けた専門職業人を養成します。

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今後の鍼灸医学の発展のためには、鍼灸の治療効果のメカニズムを科学的に解明することが広く求められています。そこで本学では、医師の指導のもと、肩こりや腰痛から難病に至るまで、さまざまな疾患に対して鍼灸治療が有効であるか、また鍼灸を西洋医学と統合させていく方法論を、科学的手法を用いてアプローチ。基礎研究と臨床研究にわたる7つのジャンルから、研究テーマを自ら設定し、鍼灸研究の向上に指導的な役割を果たす人材の育成をめざします。また、研究の成果を広く伝えていく役割として、教育機関で活躍する道も開かれています。

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医療分野の全体の傾向として、医療従事者がそれぞれの専門知識を生かして対等に連携する「チーム医療」の導入が進んでいます。そこで大切なのは、他者とのつながり。現代社会ではメールのやりとりなど、間接的な接触が増えていますが、医療の現場は、直接的に患者様や現場にたずさわるスタッフと接する場です。そのため、まずは豊かな人間性を育んでほしいと思います。その上で意欲的に学ぶことが、幅広い医学の基礎知識、鍼灸に関する深い専門知識、および優れた臨床能力と研究能力を手に入れる近道です。
本大学院修了後の想定される主な進路は次のとおりです。
- 病院、診療所などでの専門的な鍼灸師
- 地域医療における鍼灸師のリーダー
- 研究所、医療機関・企業などの研究部門の研究者
- 大学、専修学校などの教員












