関西医療大学

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/GRADUATE SCHOOL
学部・大学院
教員紹介
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教授
山本 博司
やまもと ひろし

鍼灸は人生の情熱を注ぎこめる価値のあるものだと思います。学ぶ姿勢も、遠くから眺めるのではなく、ぶつかっていく気概が望まれます。
鍼灸は心と身体の法則を知らなければなりませんが、東洋医学という大きな土壌がそれを教えてくれます。また、西洋医学も素晴らしく、共に重要であると思います。
したがって、この鍼灸を真に理解するためには学ぶべきことや修行するべきことは本当にたくさんあります。しかし、あせってはいけません(これが一番怖い!)。
誰にとっても、いくつから始めても、終わりはないのですから、あせらず、コツコツと学習と経験を積み重ねていけば、必ず鍼灸の素晴らしさに出会えると思います。
そして、その素晴らしさについていけばおのずと道は開けます。あとは、死ぬまで元気に生きることです。
「人は共に喜び、共に苦労を分かち合って生きることが最も幸せである」私はそれが人間の根源的精神であると思っています。人類の精神ともいえるでしょう。
自分の選んだ仕事を通じて、人間の根底に流れる精神を学ぶのだと思います。
何を職業にしても、何を研究しても、その精神がなければ意味がないと考えています。
この大学で共に学びましょう。

担当科目(学部)

鍼灸治療実習Ⅲ、鍼灸診察法Ⅱ(オスキー、Objective Structured Clinical Examination)、鍼灸臨床実習Ⅱ・Ⅲ、臨床疫学、課題研究ー鍼灸の治療効果ー(保健医療学部)、看護にいかす東洋医学(保健看護学部)

大学院担当科目

・大学院特別研究
・鍼灸臨床実習
・疫学
・保健統計学

大学院(研究指導内容)

・変形性膝関節症に対するはり治療
・きゅう治療
・円皮針治療の臨床的効果

出身校

大阪薬科大学、関西医療学園専門学校

学 位

医学博士

取得資格

薬剤師、はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師

専門分野(相談可能な分野)

・鍼灸臨床
・鍼灸医学
・臨床疫学

現在の研究テーマ

「変形性膝関節症に対するはり治療、きゅう治療、円皮針治療の臨床的効果」を疫学的に研究しています。これは変形性膝関節症の患者さんに各種治療を行ない、治療前後の痛みや生活動作の改善を指標として、各治療の効果を観察するものです。治療効果というものには、患者の施術者への信頼度や病気の重症度が関与しますが、そのような誤差を出来るだけ除く無作為化比較試験(Randomized Controlled Trial)を用いて、治療効果を科学的に証明しようとしています。これを証明することによって、鍼灸治療はもっと一般的な医療として認識され、保険適用も拡大され、鍼灸師の未来は開けていくと信じています。

研究のキーワード

・変形性膝関節症
・無作為化比較試験(Randomized Controlled Tria:RCT)
・はり治療
・きゅう治療
・円皮針治療
・臨床的効果
・臨床疫学

在内研究(国内留学、国内共同研究など)

1981~現在 大阪市立大学 大学院医学研究科 公衆衛生学 (学外研究員)

所属学会

全日本鍼灸学会、 日本良導絡自律神経学会、日本東洋医学会、 日本疫学会、日本公衆衛生学会、日本衛生学会

社会活動など

・国家試験委員会(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師)委員・副幹事・幹事・副委員長1994.4~2002.3
・文部科学省研究委託 専修学校職業教育高度化開発研究 鍼灸等臨床教育におけるOSCEの導入に関する調査研究会 身体診察研究分科会・副委員長2000.4~2002.3
・厚生労働省保険局委託 はり治療調査研究会(委員長・元九州大学総長 杉岡洋一)・研究協力者 2000.4~2002.3

受賞など

大阪市立大学医学会 市長賞

オフィスアワー

木曜(16:00~)

主な研究業績

・「変形性膝関節症に対するはり治療の臨床的効果3」 関西医療大学 紀要 Vol.3 :p 36-40,2009
・「変形性膝関節症に対するはり治療の臨床的効果2」 関西医療大学 紀要 Vol.2 :p 48-52,2008
・「変形性膝関節症に対するはり治療の臨床的効果」 関西医療大学 紀要 Vol.1 :p 86-89,2007
・「変形性膝関節症と足良導絡の左右差について」 関西医療大学 紀要 Vol.1 :p 41-45,2007 、
・「変形性膝関節症に対するはり治療の臨床的効果」 はり治療の臨床的効果に関する調査研究報告書 平成15年度厚生労働省保険局委託事業:p 25-33、2004