関西医療大学

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3月18日(木)、本年3月でご退職される小河健一教授、若山育郎教授の最終講義が鍼灸学ユニット主催で開催されました。
小河教授からは、「新型コロナウイルス感染症 本学でクラスターを発生させないために~本学学生の症例から見えてきたチェックポイント~」をテーマに、校医として本学の問題症例を題材に、結果的に本学でクラスターは発生しなかったものの、どこが問題だったのかを解説いただきました。4月以降に対面授業の頻度が増えることにも触れ、どうすれば新型コロナウイルス感染症を予防できるのか、その本質を学生に理解させる指導が重要であると述べられました。
若山育郎教授からは、「我が国の伝統医学の現状と課題」をテーマに、日本東洋医学会、全日本鍼灸学会での永年の活動から伝統医学を俯瞰し、鍼灸と国際標準化(鍼灸の病名コーディングシステムの確立)、EBM(RCTに代わるエビデンス)、全国82医学部における鍼灸教育の現状(鍼灸の授業があるのは40%弱)と課題(医師・医学生に対する鍼灸教育)、最後にCOVID-19と伝統医学の中で、現在進行している4つの漢方臨床研究プロジェクトが紹介され、漢方に留まらず、Long COVIDに対する鍼灸の貢献について、積極的に検討を重ねることの重要性を述べられました。
講演会終了後には小河健一教授・若山育郎教授に花束と記念品が贈られ、参加者からの大きな拍手に包まれました。
両教授への感謝の気持ちとともに、4月以降も診療・教育等にご尽力いただけることを心強く思います。

花束、記念品を手にする若山教授(左)、小河教授(右)