研究ユニット研究ユニットの研究内容紹介

鍼灸学ユニット

鍼灸学ユニットでは、以下の研究を行っています。

  1. 冷え症に対する鍼灸治療効果について、ランダム化比較試験を中心とした臨床研究を行っています。
  2. スポーツ障害に対する鍼治療の効果について、基礎的・臨床的研究を行っています。
  3. 東洋医学の未病治理念のもと、健康維持、疾病予防のための社会健康医学研究の基礎技術である質問紙(アンケート)について研究しています。
  4. 低周波鍼通電療法が筋肉の血流に及ぼす影響について研究しています。
  5. 鍼治療が筋肉の自律神経に与える影響について研究しています。
  6. トリガーポイントへの鍼刺激が心血管系の自律神経に与える影響について研究しています。
  7. 鍼灸治療の安全性(特に有害事象)について調査・研究しています。
  8. 鍼灸に関するリスク管理(安全管理)について研究を行っています。

スポーツトレーナー学ユニット

スポーツトレーナー学ユニットでは、以下の研究を行っています。

  1. 様々なテーピングの効果について
  2. 様々な物理療法の効果について
  3. コンディショニング指導が傷害予防に対する効果について
  4. 動的アライメント評価につながる静的アライメント評価について
  5. 問題となる動的アライメントを変化させる身体機能評価と機能訓練方法について
  6. 傷害予防・身体運動パフォーマンス向上につながる下部体幹筋群収縮様式および呼吸様式について

ヘルスプロモーション・整復学ユニット

 ヘルスプロモーション・整復学ユニットではヘルスプロモーションの分野と柔道整復の分野について研究を行っています。
「ヘルスプロモーションの分野」
 ヘルスプロモーション全般にかかわる分子生物学的な研究を行うとともに、静的な状態の継続や運動、動きなどの動的な影響や物理的刺激が身体に及ぼす様々な生理的な変化・効果についての研究を行っています。
「柔道整復の分野」
 柔道整復は古来より日本にある施術体系の一つで、業として骨折・脱臼・打撲・軟部組織損傷等の処置を行っている。そこで、本分野ではこれら伝統的に行われてきている柔道整復術について基礎的・臨床的・教育的分野での研究と、運動器に関する障害発生のメカニズムと予防プログラムの開発に関するバイオメカニクス的な研究を行っている。

理学療法学ユニット

理学療法学ユニットでは、以下の研究を行っています。

  1. 理学療法と鍼灸医学の考えを組み合わせて本学で独自に開発した、「経穴刺激理学療法」の効果について筋や神経の機能を計測する筋電図を用いて研究しています。
  2. 理学療法では運動を学習させることが重要ですが、運動学習の様々な方法について科学的に研究しています。
  3. スポーツ理学療法の効果を三次元動作解析装置、筋電図を用いて運動の様式と筋の機能の観点から検討しています。
  4. 精神疾患患者さんに対する理学療法効果について検討しています。
  5. ジストニアという疾患に対する鍼治療効果について、基礎的研究と臨床的研究を行っています。
  6. 理学療法の概念を応用した新しい鍼治療法の開発を行っています。

基礎看護学ユニット

 基礎看護学ユニットは、保健看護学部の基礎看護学の教員を中心として構成されています。
 看護は、患者さんに安全で安楽なケアを提供する役割があります。そこで、このユニットでは、看護ケアの開発や改良に寄与するために、看護技術に関する基礎研究を行っています。
 看護ケアはとても幅広く、さまざまな技術があります。その中でも、臨床でよく用いる「足浴」や「湿性温罨法」が生体にどのような影響を与えているかを研究しています。湯の温度、量、方法などによって生体への影響が異なります。これらの機序が解明できれば、さまざまな状況にある患者さんに科学的な根拠に基づいたケアが提供でき、また、基礎技術の教育にも貢献できると考えています。

臨床看護学ユニット

臨床看護学ユニットでは、以下の研究を行っています。

  1. 人間の五感の70%を占めるとされる視覚情報の取得に着目し、視線軌跡測定機器を使用した実験研究を行っています。看護に必要な観察の実施状況を視線軌跡による実態検証を行うことで、より効果的な観察の実践とそれに基づいた効果的な看護教育を実施したいと考えています。
  2. がん患者が『在宅療養のコツ』について講座の受講や機関紙により情報を得ることによって、セルフマネジメント能力やがんへの適応力およびQOLがどのように変化するかを研究しています。
  3. 精神看護学領域では、統合失調症患者さんの社会復帰を促進することを目指して研究しています。社会復帰との関連が最も強いとされる要素は認知機能であるため、統合失調症患者さんの認知機能と関連する要素の探索および認知機能を高められる援助の開発に取り組んでいます。
    

生涯発達看護学ユニット

 生涯発達看護学ユニットは、主に保健看護学部の成育看護学分野(母性・小児)と公衆衛生看護学分野の教員で構成されています。
 生涯発達とは,誕生から死に至るライフステージ全体における人間のよりよい適応のあり方を示すものです。人の健やかな成長発達を支援する看護職として、現在は児童虐待の問題に取り組んでいます。
わが国の児童相談所における児童虐待相談対応件数は上昇の一途であり、虐待による深刻な事例は後を絶たず、2010(平成22)年の死亡事例は98人にものぼっています。核家族や少子化により、乳児期早期からの育児支援はますます重要性をおびており、2007(H19)年の児童福祉法一部改正では、児童虐待防止等に関する政策の「発生予防」を目的に「乳児家庭全戸訪問事業」が市町村事業として努力義務化され現在に至っています。
 しかし、その方法・内容は市町村で大きく異なり、成果についても明確ではありません。そこで、行政・支援者・支援を受ける側の3者からご意見を頂き、課題を整理し、効果的な支援を考える事を目標に「乳児家庭全戸訪問事業の課題と支援に関する研究」を行っています。

地域老年看護学ユニット

 地域老年看護学ユニットは、保健看護学部の老年看護学、在宅看護学の教員を中心として構成されています。
 中でも老年看護学では、高齢者が健康に、よりよく地域で活動できるための取り組みのひとつとして、地域高齢者と学生との交流を色々な形で実施してきました。
 そのひとつとして、SP(Simulated Patients:模擬患者)を養成し、そのSPの方々による演習の実施があります。これは地域の高齢者の方に実際に患者になっていただき、より実践に近い状態で学生が看護技術を修得していくものです。高齢者にとってもいきがいづくりとし役立ちます。地域老年看護学ユニットでは、この取り組みの教育的効果、また高齢者にとっての効果について研究的視点で分析し、さらに実習施設である病院とも協力し、SPを用いた看護教育のネットワーク作りを行っています。

人文・自然科学ユニット

 本来,医学・医療は実践的な総合科学であり,自然科学や人文科学の進展に強く影響を受けてきたと共に,逆に様々な分野に強い影響を与えている。このように医学・医療は幅広い科学の成果の上に成り立っているが,人文・自然科学ユニットでは医療と社会的・心理的な生き物である人間との関係,中国伝統医学,分子生物学的手法による基礎医学,情報科学の医療への応用など幅広い分野で研究がなされている。

基礎医学ユニット

基礎医学ユニットは、基礎医学研究を中心とした教員で構成され、以下の研究を行っています。

  1. 視床--皮質投射系の研究
  2. 高速液体クロマトグラフィーを用いた生理活性物質の分析
  3. 脊髄後角における局所神経回路の形態学的および電気生理学的解析
  4. リンパ系組織を対象とする機能形態学的研究
  5. 活性酸素障害および抗酸化作用物質の研究
  6. 東洋医学について古医書からの研究
  7. 生薬成分の研究
  8. 慢性炎症における疼痛発現機序に関する研究

臨床医学ユニット

 臨床医学ユニットは、以下のような研究を行っております。

  1. 脊髄後角レベルにおける痛み情報伝達機構の解明
  2. 耳鍼・体鍼における鎮痛メカニズムの解明と臨床応用
  3. 住民毛髪中の有害金属蓄積に関する研究
  4. 鍼灸治療に伴う失体感症の変化の研究

臨床検査学ユニット

 臨床検査学ユニットは、2013年に臨床検査学科開設と同時に誕生した最も新しい研究ユニットです。病理学、細菌学、血液学、遺伝子学、生理学、免疫学等を専門とした医師、臨床検査技師で構成され、臨床応用をめざし以下の研究を行っています。

  1. バーチャルスライドを用いた効果的な教育方法の確立
  2. 敗血症の原因細菌における分子疫学的解析
  3. 新たな検査マーカーとなる血清中及び尿中microRNAの探索研究
  4. アレルギー疾患における新規病勢マーカーの開発

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