医療大学を志望した理由

地元滋賀に近い所を探しており、関西圏の大学の中で鍼灸(国家資格)と日本スポーツ協会のアスレティックトレーナーの資格が取れるところが関西医療大学だけだったからです。
またサッカーチームのトレーナーに就きたいと考えており、鍼灸の資格を持っているトレーナーの方が多かったので、国家資格の中でも鍼灸を選びました。
また他学科も多く設置されており、様々な資格を目指す方と交流がおこなえるのではないかと考えました。
さらに先生方が競技レベルの高い、多様な現場で活動されていることを知り、現場のリアルな経験を多く学べると考え、志望しました。

学生生活を振り返って

現場実習では多くの現場に行かせて頂き、様々な競技特性を知り、競技を行う上で何が必要なのか学ぶ事が出来ました。大阪マラソンのサポートでは当日までの準備期間に救急処置から参加している人たちとの連携の取り方を考えるなど様々な経験をしました。
大学3、4年生では新型コロナウイルスの影響で対面での授業や実習が思うように出来ない日々が続きました。その中でオンラインだからこそ場所を選ばない遠隔でのディスカッションが可能になったり、デジタル資料を使った活動の可能性が広がったり貴重な経験になりました。

進路決定

今後サッカーチームで働くという夢と、学生トレーナー活動をしている中で選手の的確な評価を行うことや段階的なリハビリをおこなう力が足りないと痛感しました。
その中で整形外科において特にスポーツ疾患を多く扱っているところで働きたいと考えました。
また評価やリハビリだけでなく、画像所見の読み取りや急性期対応、他資格の医療従事者とのコミュニケーションをとる事が出来ると考え、全国を視野に探して今の職場先を選びました。

現在の仕事内容

現在整形外科クリニックで働いていて、主にリハビリテーションを行なっています。
膝OAなどの一般的な整形外科的疾患から、スポーツ疾患と様々な疾患に対応しています。
また子どもから高齢者まで幅広い年代や、多種多様な競技に関わる事ができ、チーム医療を行なう上で他業種の方とコミュニケーションを取れることは、貴重な経験を積む事ができています。

その他（アドバイス）

今から勉強はもちろん、勉強だけでなく多くの経験を積んでほしいです。
様々な現場に出ること、多くの先生方に質問すること、遊び尽くせないほど遊ぶこと(笑)など自分の可能性と知見をどんどん広げてください。
また勉強や就活もそうですが、自分が納得するまでとことん突き詰めてほしいなと思います。
時間は有限なので悔いのない毎日を送ってください。