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令和7年6月26日(木)に関西医療大学大学院教授会主催で「第22回学内研究交流会」が開催されました。
今回の交流会では、今年4月に本学作業療法学科に着任された巽絵理教授を講師にお迎えし、「精神障害領域の作業療法ってどのような効果があるの?」というテーマでご講演いただきました。
ご講演では、精神障害を持つ患者さんに対する作業療法の効果について、従来の客観的評価に加え、先生の豊富な臨床経験に基づき、患者さん自身がどのように感じているのかを重視した指標を取り入れておられました。こうした多角的な視点は、臨床研究を進める上で極めて重要な視点であることを改めて認識する機会となりました。
さらに、就労支援や軽度認知症(MCI)への取り組み、そして「箱づくり法」と呼ばれる評価法についてもご紹介をいただきました。とくに「箱づくり法」に関しては、聴講された先生方から多くの質問がたくさんがあり、様々な分野から大きな関心が寄せられていました。
今後も大学院では、各教員の研究の紹介などにより学内での研究活動の交流を進めていきたいと思います。