12月6日（土）に、大学院公開発表会（修士課程）を開催いたしました。
　院生の皆さんは、日頃の研究成果を発表し、主査・副査の先生方からのご指摘に加え、会場に出席していた本学教員からの多くの質問にも的確に回答されていました。その質疑応答からは、院生の研究に対する熱意と深い見識が強く伝わってきました。
　また、本学教員からは貴重なご意見を多数いただき、新たな着眼点や研究結果の明確化に繋がる追加研究の提案など、将来の発展につながる示唆に富んだコメントも多く寄せられました。
　院生の皆さんにとっては、自身の研究を見直すべき点や、今後さらに深めるべき方向性について深く考えることができる、非常に充実した発表の場となりました。

【演題】

「術中迅速体腔液細胞診に有用である迅速Liquid Based Cytology(LBC)標本作製方法の確立」
　双和宏樹

「腰椎分離症患者におけるランニング時の腰部運動と身体機能の関係」
　浅香孝至

「五臓スコア・虚実スコアを用いた横断的検討：内受容精度および生活習慣との関連からみた未病評価の関連要因」
　尾下功

「大腿神経への刺激部位を変化させた際の内側広筋Ｆ波」
　桂木響希

「崑崙への経穴刺激理学療法（促通手技）がヒラメ筋に対応した脊髄前角細胞の興奮性へ与える影響」
　千代ひなた

「八邪（下都）への鍼刺激における小指外転筋F 波および小指外転運動の変化に関する検討」
　東内あすか

「ノルディックウォークにおける指導方法の違いが歩行パフォーマンスに及ぼす影響」
　中塚さくら

「台座灸を取り除くタイミングの違いが温熱感覚や皮膚表面温に与える影響」
　西野龍一

「下腿三頭筋の運動誘発性筋痙攣(EAMC) に対する第1-2 趾間への圧迫刺激の効果～筋硬度を指標として～」
　前坂宣明