2025年12月17日
大学院
本学教員が第48回日本分子生物学会で発表しました
2025年12月3日(水)から5日(金)に、第48回日本分子生物学会年会がパシフィコ横浜で開催されました。本学からは、医科学グループ所属の鍵弥朋子講師と畑村育次教授、臨床鍼灸学グループ所属の伊藤俊治教授らのチームによる共同研究の発表がありました。
発表タイトルは「雄性不妊遺伝子Kansl1lの抑制は尿細管一次線毛を伸長させる」で、今まで報告されていない雄性不妊遺伝子Kansl1lについて、これを欠損させたマウスでは尿細管拡張に始まる嚢胞腎が見られること、さらに尿細管の内腔には尿細管上皮細胞から長い線毛が突出しており尿流感知センサーやカルシウム受容体として機能をしていますが、Kansl1l欠損マウスでは、この尿細管線毛が長くなっていることを報告しました。尿細管線毛の異常と尿細管拡張に関係があることは知られていましたが、その長さが嚢胞腎形成の重要なメカニズムである可能性が明らかになってきました。同チームでは今後も研究を続けていきたいと考えています。

医科学グループ 鍵弥朋子講師