2026年09月01日
大学院
博士後期課程 黒部正孝さんの論文が英文誌Annals of Rehabilitation Medicineに掲載されました
黒部正孝さんは、本学の博士後期課程3年生で、副学長 鈴木俊明教授の指導のもと、神経生理学的指標であるF波を用いた研究に取り組んでいます。
F波は、神経伝導速度や脊髄前角細胞の興奮性を客観的に評価するための指標として広く利用されています。しかし、F波を記録する際の電極位置が結果にどの程度影響するのかは明らかにされていませんでした。そこで本研究は、記録電極を基準電極から20 mm、30 mm、40 mm、50 mm離れた位置に配置し、各条件で記録されたF波パラメーターの違いを検討しました。その結果、F波潜時や平均振幅、出現頻度の変化は比較的小さいものの、振幅F/M比には中等度の変化が認められました。
この結果は、特に振幅F/M比を評価する際に、電極の位置を一定に保つことの重要性を示しております。本研究によりF波を評価する際の精度と信頼性が向上することが期待されます。
ぜひご一読ください。
