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 2025年6月5日~7日、和歌山市の和歌山城ホールにおいて、「第66回日本神経病理学会総会学術研究会」が開催されました。全国から多数の神経病理学者が参加するとともに、海外からHamburg大学のJakob Matschke教授、Columbia大学のMichio Hirano教授が招聘され、Plenary Lectureを行いました。また、シンポジウムとしてアルツハイマー病、オートファジー関連疾患、脳腫瘍などに関する最新の知見について活発なディスカッションが行われました。

 本大会で注目されたのは、伊東学長を座長としてWestern Pacific ALS/PDCに関するシンポジウムが企画されたことです。Western Pacific ALS/PDCは紀伊半島南部、Guam島、西ニューギニアに多発するALS-パーキンソン-認知症複合の総称で、和歌山県南部の古座川流域が集積地のひとつであり、「牟婁病」として世界的に知られています。本学第3代学長の八瀬善郎先生、第5代学長の吉田宗平先生は長年にわたって牟婁病の研究を続けて来られ、吉田先生は今回のシンポジウムで講演されました。

開会のあいさつ

会場の様子

Matschke教授講演

ALSシンポジウム