第75回全日本鍼灸学会学術大会において、本学科の学生・大学院生・卒業生・教員が多数の研究発表を行いました
第75回全日本鍼灸学会学術大会岡山大会
はり灸・スポーツトレーナー学科 教員・学生の活動報告
2026年5月29日~31日に岡山市で開催された第75回全日本鍼灸学会学術大会岡山大会において、本学科の学生・大学院生・卒業生・教員が多数の研究発表を行いました。また、学科学生が学生発表の表彰を受けるなど、本学科の教育・研究活動の成果が高く評価されました。
学生の活躍が高く評価
学会期間中には、学科4年の田中凜さん(下写真)、3年生の櫻井永遠さんが学生発表に対する表彰を受けました。学生が日頃の学修や研究活動の成果を全国規模の学会で発表し、高い評価を得たことは、本学科における教育・研究活動の充実を示す成果となりました。

学部生・卒業生による研究発表
学部生および卒業生は、鍼灸刺激による生体反応の解明や、気象データを活用した天気病予測など、基礎研究からデータサイエンスを活用した研究まで幅広いテーマについて発表しました。
【卒業生】
・内関穴への台座灸が自律神経活動や心拍数、血圧に及ぼす影響(出水敬生)【下写真】
【学部生】
・鍼刺激による赤血球増生の試み(田中凜さん)
・気象データと体質・養生指標に基づく天気病発症の個別予報モデル(櫻井永遠)

大学院生による研究発表
大学院生は、灸の温度特性や未病評価に関する研究成果を発表しました。臨床応用を見据えた研究内容に対して、会場では活発な質疑応答が行われました。
・台座灸の温度特性に対する温湿度環境の影響(西野龍一)【下写真】
・働きながら学ぶ学生の“見えない疲れ”-未病スコアと養生行動からみる疲労構造-(中越康太郎)

教員による研究・学会活動
教員も未病研究、スポーツ医学、鍼刺激の生理学的研究など多岐にわたるテーマで研究成果を発表しました。また、学会委員会活動やワークショップ運営にも積極的に参画しました。
・養生すれば未病は防げるのか?:五臓スコアとの関連分析 (戸村多郎)
・トリガーポイント鍼刺激による末梢性感作への影響範囲の検討(北川洋志)【下写真】
・鍼刺激によるエストロゲン濃度への影響(山口由美子)
・ワークショップ「こんな教材あったらいいな」経絡経穴副教材(坂口俊二)
・ワークショップ「鍼灸の安全性」(山﨑寿也)

今後の展望
本学科では、学部生の段階から研究活動に取り組み、大学院生・卒業生・教員とともに学術活動を推進しています。今回の学会発表を通じて得られた知見を、今後の教育・研究・臨床活動に活かし、鍼灸医学の発展に貢献してまいります。