
2023年卒業
妊産褥婦さん、そして家族さんからの「ありがとう」が私の原動力です。
関西医療大学を志望した理由
小学生の時に弟の出産に立ち会い、その時に母親に寄り添う助産師の姿に感動したのが、助産師を目指すきっかけになりました。関西医療大学を志望したのは、オープンキャンパスに参加し、4年間で助産師免許と看護師免許の両方を取れること、日々の授業の中で最先端の看護技術をより深く学ぶことができることや、実習病院が幅広くあることから自分の中での看護の学びをより広げていくことができると思ったからです。
学生生活を振り返って
授業や実習などで辛いことがあっても、話を聞いて一人一人に向き合ってくださる先生方のお陰で今の私がいると思います。私たちの学年は大学生活がほとんどコロナ渦であり、その中での授業や実習でしたが、先生方がその中でも工夫して授業や演習をしてくださいました。1年次からクラス制で授業だけでなく休み時間やプライベートでも一緒にいれる友達がいたことや、学科・部活動の中で色々教えてくださる先輩がいたことでより充実した学生生活を送ることができたと思います。4年生からは助産師過程に進み、実習や授業、国家試験勉強に毎日追われる日々でしたが、助産師課程の先生方は今までの経験や知識を沢山私たちに教えてくださり、指導してくださりました。先生方のお陰で助産師という仕事の素晴らしさを知ることができました。
進路決定
大阪母子医療センターは総合周産期母子医療センターであり、母体と新生児の緊急対応やハイリスク妊娠や高度な新生児医療を行っていることから、幅広いハイリスクの母子への対応や周産期だけでなく新生児医療、小児医療について学ぶことができると考えました。ローリスクからハイリスクの妊娠・分娩だけでなく、胎児疾患や母体合併症などの専門外来があることで様々な妊産褥婦さん、その家族に寄り添い、ケアをすることができる助産師を目指したいと思い、母子医療センターを志望しました。
現在の仕事内容
病棟では妊娠期の保健指導や合併症のある妊婦さんの看護、産褥期での育児指導や母乳・授乳援助を行い、分娩部では分娩介助や新生児蘇生、外来では保健指導・2週間健診などを行っています。多くの妊産褥婦さんと関わり妊娠期から産褥期、そして退院後の地域との連携なども学んでいます。助産師は生命の誕生という素晴らしい瞬間に立ち会うことができる仕事であり、日々やりがいを感じ働くことができています。入院期間中に関わった患者さんやそのご家族さんからの「ありがとう」という言葉が私の原動力になっています。
その他(アドバイス)
学生時代は実習や課題、国家試験勉強など多くのことに追われる日々でしたが、友達と切磋琢磨し合い、先生方に支えていただいたことが今の自分に繋がっていると思います。学生時代に学んだことは必ず臨床で繋がってくると思います。4年間は長いようであっという間です。実習や授業では集中して学ぶ姿勢を大切にし、学園祭や球技大会では思う存分楽しみ、休みの日は友達と遊んで息抜きをして、充実した4年間を過ごして欲しいと思います。