
2025年卒業
楽しんでもらえる作業療法を。
関西医療大学を志望した理由
本校を知ったきっかけは、友人からの紹介でした。
そこから興味を持ち、参加したオープンキャンパスの際には、数多くの設備を見学することができました。特に教員と在校生との距離感の近さが印象的で、「ここなら安心して学べそうだ」と率直に思い、志望を決めました。
学生生活を振り返って
特に印象に残っているのは、実習での経験と国家試験に向けた勉強です。この2つを通して得た知識と経験が、いま作業療法士で働く私の礎になっていると感じます。
入学当初は、右も左もわからなかった私が、こうして作業療法士として働くことができていることは、4年間、親身になって指導してくださった教員の先生方と、支えてくれた友人のおかげだと思います。知識のみでなく、チームワークを大切にする学びの環境が整っており、とても恵まれた学生生活でした。
進路決定
実習先で、作業療法士の先生が、お子様ととても楽しそうに関わっておられる姿を見て、発達領域の働く作業療法士になりたいと強く思いました。就職活動に悩んだ際には、発達領域の教員に直接相談することができ、キャリア支援課の方々にも書類作成や面接練習等で丁寧にサポートをしていただきました。そのおかげで、自信を持って面接に臨むことができました。
現在の仕事内容
当施設は、お子様を対象に個別療育と集団療育の2種類の支援を提供しています。私は主に個別療育に携わっており、運動を通して感覚の促通を図る感覚統合療法や、学習面や生活面の支援として机上課題を実施しています。覚えることが多く、日々試行錯誤の連続ですが、困ったときには相談すると温かく応えてくださる職場環境に助けられています。

その他(アドバイス)
人にはそれぞれ悩みがあることと思います。私も在学中は勉強や就職活動でとても悩みました。困ったときは一人で抱え込まず、ぜひ周囲に相談してみてください。きっと親身に応えてくださるはずです。ぜひ、クラスメイトで協力し合って、実習や勉強を頑張ってほしいと思います。その経験は、必ず将来に活きることと思います。