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 令和7年9月11日(木)に関西医療大学大学院教授会主催で「第24回学内研究交流会」が開催されました。
 今回の交流会では、臨床鍼灸学グループの坂口俊二 教授より、【ランダム化比較試験による性成熟期女性の冷え症状に対する温熱繊維パイル編み付きレッグウォーマーの効果】と題してご講演をいただきました。
 女性の生涯にわたる健康問題として指摘されている「冷え症」の生理学的要因に着目することで、予防医療への貢献が期待できるとお話いただきました。今回発表の研究では、冷えを自覚する性成熟期女性を対象として、経穴への温熱繊維パイル編み付きレッグウォーマーと通常レッグウォーマーの装着による、冷えの程度や依存症状の違いを前後比較研究により検証されており、その結果から様々な考察をされておられました。聴講された先生方より多くの意見・関心が寄せられ、今後、新たな研究への希望が感じられました。
 今後も大学院では、各教員の研究の紹介などにより学内での研究活動の交流を進めていきたいと思います。