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学部・大学院
教員紹介
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教授、作業療法学科長
大歳 太郎
おおとし たろう

4年間は思いのほか短いので、しっかりと勉学に励んでください。また、この仕事は、人と接する仕事です。知識や技術も大切ですが、あわせて対象児・者の気持ちを汲み取ることも重要です。感性を磨き、表現できるようにしてください。

担当科目(学部)

・人間発達学
・作業療法安全管理学
・発達障害作業療法評価学

出身校

神戸大学大学院 医学系研究科 博士後期課程

学 位

博士(保健学)

取得資格

作業療法士

専門分野(相談可能な分野)

発達過程作業療法

現在または未来の研究テーマなど

自閉スペクトラム児・者に対する生活を支援する評価法や介入法及び機器の開発

研究のキーワード

自閉スペクトラム児・者、生活支援

所属学会

日本作業療法学会、日本小児神経学会、日本小児精神神経学会、日本職業・災害医学会、保健医療学学会、大阪府作業療法士会

社会活動など

・特定非営利活動法人 児童サービスたくみ(理事長)
・日本作業療法学会(演題査読委員)
・保健医療学雑誌(副編集長)

主な研究業績

【論文】
・倉澤茂樹, 立山清美, 岩永竜一郎, 大歳太郎, 中谷謙, 横井賀津志. 日本における自閉症スペクトラム障害の診断年齢―種別の検討―. 保健医療学雑誌(Web) 10(1), 34‐41(J‐STAGE), 2019
・大歳太郎. 小児期における児童発達支援と放課後等デイサービスの役割. 精神障害とリハビリテーション 22(2), 120‐124, 2018.11
・木村大介, 能登谷晶子, 今井あい子, 大歳太郎. 認知症高齢者の行動・精神症状(BPSD)と自律神経活動の関連性. 作業療法 37(4), 377‐384, 2018.8
・倉澤茂樹, 立山清美, 中岡和代, 福井信佳, 大歳太郎. 食に課題のある児童生徒への栄養教諭と作業療法士による協働の有効性の検討. 作業療法 37(3), 323‐329, 2018.6
・中谷謙, 倉澤茂樹, 森尚彫, 不破真也, 酒井希代江, 森岡悦子, 中俣恵美, 大歳太郎. 特別支援学校を対象とした 言語聴覚士の就業・実働状況の調査. 保健医療学雑誌(Web) 9(2), 77‐84(J‐STAGE), 2018
・Kurasawa S, Tateyama K, Iwanaga R, Ohtoshi T, Nakatani K, Yokoi K. The Age at Diagnosis of Autism Spectrum Disorder in Children in Japan. International journal of pediatrics 2018, 5374725, 2018
・倉澤茂樹, 立山清美, 丹葉寛之, 浅井郁子, 島津雅子, 田村仁彦, 大歳太郎. 知的障害区分の特別支援学校のASD児童生徒を担当する教員に対する作業療法士のコンサルテーションの内容分析―特別支援教育コーディネーターとの協働―. LD研究 26(2), 270‐283, 2017.5
・福井信佳, 大歳太郎, 橋本卓也. 知的障がい者の就労状況と離職に関する一考察.日本職業・災害医学会会誌 65(2), 82‐88, 2017.3
・倉澤茂樹, 横井賀津志, 中谷謙, 中俣恵美, 野口法子, 加藤美朗, 大歳太郎, 立山清美. 特別支援学校における医師等の専門家の就業状況. LD研究 26(1) 87‐99, 2017.2
・備前宏紀, 木村大介, 大歳太郎. 物忘れを主訴に神経内科を受診した患者における海馬の萎縮および脳血流と神経心理学検査の関係. 保健医療学雑誌(Web) 8(2), 104‐109(J‐STAGE), 2017
・大歳太郎. 発達障害児支援における現状と課題―近年の動向と実践―. 保健医療学雑誌(Web) 7(1), 11‐16(J‐STAGE), 2016


【外部資金:科研費】
・模倣時の脳活動と眼球運動の同時計測による自閉スペクトラム症児の評価・介入法の開発. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2019年4月 - 2023年3月. 代表者: 大歳太郎
・自由会話プロソディの音声解析による自閉スペクトラム症児の質的言語能力評価ツール開発. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2019年4月 - 2022年3月. 代表者: 中井 靖
・認知症のBPSDに対するデータマイニングに基づく行動パターン解析に関する研究. 日本学術振興会: 基盤研究(B). 研究期間: 2018年4月 - 2023年3月. 代表者: 木村 大介
・通常の学級に在籍する児童への作業療法士のコンサルテーション・モデルの実証的研究. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2018年4月 - 2021年3月. 代表者: 倉澤茂樹
・音声合成技術を用いた無意味発声による自閉スペクトラム症児の診断ツールの開発. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2016年4月 - 2019年3月. 代表者: 中井 靖
・特別支援学校に通うASD児に対する作業療法士のコンサルテーション・モデルの開発. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2015年4月 - 2018年3月. 代表者: 倉澤茂樹
・一般就労における知的障がい者の早期離職を抑制するシステムの構築に関する研究. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2014年4月 - 2017年3月. 代表者: 福井信佳
・タブレットPCを用いた自閉症スペクトラム児への言語・協調運動促進プログラムの開発. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2014年4月 - 2017年3月. 代表者: 大歳太郎
・広汎性発達障害児に対する視覚優位な特徴をいかした協調運動改善プログラムの開発. 日本学術振興会: 若手研究(B). 研究期間: 2011年4月 - 2014年3月. 代表者: 大歳太郎
・自閉性障害児におけるシンボル内蔵型PDAを用いた適応指針の構築に関する研究. 日本学術振興会: 若手研究(B). 研究期間: 2007年4月 - 2010年3月. 代表者: 大歳太郎
・幼児・学童期の協調運動評価法の開発と発達障害児への臨床応用に関する研究. 日本学術振興会: 基盤研究(C). 研究期間: 2007年4月 - 2009年3月. 代表者: 高田 哲
・自閉性障害児におけるシンボルを用いたPDAの有用性に関する検討. 日本学術振興会: 若手研究(B). 研究期間: 2004年4月 - 2006年3月. 代表者: 大歳太郎