教員ブログ保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科

「ヘルスプロモーション整復学科とは?」

2019年04月12日

ヘルスプロモーション整復学科の学科長の金井成行(かない しげゆき)です。

ヘルスプロモーション整復学科という名称を聞いただけでは、どのような学科かわかりにくいと思います。

学科名を直訳しますと"健康を増進させるように体を整える学科"ということになりますが、そもそも「ヘルスプロモーション」とはWHO(世界保健機構)によって提唱された「人々が自らの健康をコントロールし改善できるようにするプロセス」のことになります。

つまり、怪我の応急処置・予防から運動指導、アロマセラピーまで時代が求める健康つくりのプロを育て、柔道整復師を養成する学科と思っていただいても大きな間違いはありません。ただ、整復というと大きな力が必要で、いわゆる筋骨隆々の男性の職業と思われがちです。そういった今までの概念を覆し、治療には、優しさやきめ細かさも必要という思いを込め本学では「ヘルスプロモーション整復学科」という名称を用いました。実際に、女性も多く入学されており、今や男性に限らず、女性も活躍できる学科になっています。また、在学中には、個人の年齢、体力などを考慮してどのような運動が各々の健康増進に役立つかを指導する「健康運動実践指導者」の資格を得ることも可能です。

卒業すると柔道整復師の国家試験受験資格が得られます。また、将来の進路としては、柔道整復師として独立開業はもちろん、福祉施設やフィットネスクラブなどでトレーナーとして指導、更にまだまだ勉学に励みたい方は、大学院に進学して研究に打ち込む道もあります。本学にも大学院修士課程に保健医療研究科があり、大学院生が各々臨床研究や動物実験を選択し、保健医療学領域の科学的研究や高度な医療技術についての研究を行っています。大学院の研究室は、指導されている先生によって特色があります。筋肉や運動神経を得意とする研究室(私の研究室です)、マウスを用い疼痛神経のメカニズムを追及している研究室、血流や血管系について研究しているチームもあり様々です。ヘルスプロモーション整復学科1期生の1人は大学院に進み、私の研究室に所属し、「顔の筋肉に対する等尺性運動が及ぼすアンチエイジング効果―フェイシャルエクササイズの客観的評価―」について臨床研究し、助教として本学に採用され、診療および学生の指導にあたっています。このように幅広い分野での活躍が期待されます。

新しい研究者が関西医療大学から生まれ、育ち、世界で活躍されることを楽しみにしています。

最後になりますが、6月以降に開催されるオープンキャンパスに来て、見て、聞いて、触れて君たち自身でヘルスプロモーション整復学科の魅力を確かめて下さい。


「もうすぐ国家試験!」

2019年02月22日

こんにちは。ヘルスプロモーション整復学科の尾原弘恭(おはらひろやす)です。

さて、今回のブログは本学科で取得を目指すメインの資格でもある「柔道整復師」の国家試験についてのお話です。

「柔道整復師」の国家試験は年に1回のみ3月の第1日曜日、ということで今年は33日に全国各地で実施されます。他の同じような医療系国家資格(「医師」、「看護師」、「理学療法士」、「はり師」、「きゅう師」など)も国家試験は年に1回しかなく、だいたい2月~3月にかけて実施されています。ちょうど、このブログがアップされる時には国家試験の直前、まさしく追い込みの時期にさしかかって、受験生は必死に勉強している頃だと思われます。もちろん教員も全員合格して欲しいので必死になっています。0222.JPGところで「柔道整復師」の国家試験は多様化する社会に対応するために年々難易度が上がってきています。難易度の上昇に伴って、全国の平均合格率が徐々に下降しているという状況です。

表:柔道整復師国家試験合格率の推移

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しかし、国家試験に合格することは、これから医療に関わる職業、いわば人の身体を預かる仕事に就く者として、スタートラインに立ったということに過ぎません。それだけこの仕事をすることは責任重大であるということを表しているかと思います。

これから医療の道に進もうと考えている生徒の皆さんは国家試験の合格率は学校選びの重要な要素の一つです。また一方ではその学校で"何を""誰に""どのように"学べるのかということも重要な要素です。それらを踏まえて総合的に学校を選択し、すばらしい医療人になる第一歩を踏み出せるようにしていただきたいと思います。


「健康運動実践指導者」の試験が終わりました。

2019年01月11日

こんにちは、ヘルスプロモーション整復学科の教授の五十嵐です。

今回は、ヘルスプロモーション整復学科で取得が可能な資格のなかで、「柔道整復師」の次に受験者数が多い「健康運動実践指導者」についてお話ししたいと思います。

ヘルスプロモーション整復学科では、医療の国家資格である「柔道整復師」の資格を取得し、さらに健康スポーツの指導技術と知識を身につけることにより、人々の「健康づくり」に貢献できる人材の育成をめざしており、一言で言えば「健康づくりのプロフェッショナルの養成」がこの学科の特徴となっています。したがって、取得できる資格も「柔道整復師」の他に、スポーツ系の「健康運動実践指導者」、「スポーツプログラマー」、「トレーニング指導者」、「スポーツアロマトレーナー」などの資格があり、学生たちは「柔道整復師」の他にもいくつかの資格を取得して卒業していくケースが多くみられます。

この「健康運動実践指導者」は3年生の後期に受験が可能となっていて、資格の取得には、①実技試験と②筆記試験の両方に合格する必要があります。

そこで、今年も受験者の全員合格をめざして10月から試験対策補習を実施しました。実技試験では、陸上運動か水中運動のどちらか一方を自分で選び、それぞれのレジスタンス運動と有酸素性運動の模擬指導をするところから始まります。

補習の初回では、まだ声も小さく動きもぎこちない状態であったのが、何回かの補習を受けるうちにだんだんと上達していき、最後には堂々と大きな声で指導し、実演も上手にできるようになっていきました。

今年の実技試験は昨年と同じく11月に行われました。

試験の当日には、担任や指導に関わった教員を含め、4名の教員が受験生の応援と最後の指導のため受験会場の入口に集まりました。「全員遅刻しないでちゃんと来るかな」などと話していると、4人、5人とかたまって学生が到着したので、学生一人一人に声をかけながら最後の確認と緊張をほぐしていきました。

試験終了後、会場の外で待っていると満面の笑みをたたえた学生が帰ってきました。普段はあまり話さない学生も、試験が終了したことの達成感からかとても饒舌になっていました。そして、その笑顔につられて私たち教員も笑顔になっていました。

写真は実技試験終了後のものです。頑張った、達成感が表れたその表情をご覧下さい。

その後、12月に筆記試験があり、今は3月の合格発表を待つばかりです。

これを読んでいる皆さん、私たちと一緒に資格取得に向けて頑張ってみませんか!

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「学生の研究業績を紹介します」

2018年11月22日

こんにちは。ヘルスプロモーション整復(HPS)学科の井口です。

秋は日本柔道整復接骨医学会学術大会が開催される季節です。今年も1117()18()2日間、名古屋市で開催されました。

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そこで、今回は今までに本学の学生が学会で発表した研究を、ほんの一部ですが紹介しようと思います。

私たちの研究チームでは、研究テーマの一つに「足関節捻挫について、その発生機序の解明から治療・予防プログラムの開発まで」を掲げ日々研究をしております。足関節捻挫はスポーツの中でも最も多いケガの一つなので、皆さんの中にも捻挫をしたことがある人は多いのではないでしょうか。そして、"捻挫ぐせ"という言葉が広く知られているくらい、足関節捻挫は繰り返し起こってしまいます。捻挫を繰り返すことで足首が不安定になり、それがまた捻挫を引き起こしてしまうという、負のスパイラルに陥ってしまいます。ですから、この不安定を無くすことが大切になります。

私たちの研究では片脚で立っているときに足裏の接地面が、どのくらい動いてバランスをとっているかを表す"足圧中心(COP)の移動距離"という指標を使って、不安定さを数値化しています。COPが小さいほど揺れが小さく、逆にCOPが大きいほど揺れが大きいということになります。このCOPを安定させるための要因の一つに足指力(足の握力)が関与すると考えられています。

そこで、片脚立ち中のバランス調整と足指力との関係性を調べてみました。すると、片脚立ちしにくい方の脚で立っているときには足指力を使ってバランスをとっていますが、反対側の片脚立ちしやすい方の脚で立っているときには足指力はあまり関与していないことが分かりました。次に、私たちが考えたオリジナルの方法で片脚立ちバランストレーニングを4週間行いました。すると、立にくい方の脚の足指力は強くなったのですが、立ちやすい方の脚の足指力は元々高く、トレーニング前後で変化はありませんでした。このように右と左とで結果が異なることを"左右差"といいます。このことから何が分かるかというと、同じトレーニングを行ったとしても右脚と左脚とではその効果が違うということが分かります。つまり、トレーニングの内容によっては"左右差"を考える必要があることが分かりました。また、片脚立ちバランス調整については、足関節周囲筋群の反射による調整機能が高くなったことが分かりました。

他にも沢山ありますが、このように学生たちと研究チームで一緒に行った研究が確実に形になっていっています。また、私たちはトレーニング介入を行うので、トレーニングを指導・管理したり、スケジュールを調整したりと大変なことも多いですが、学生たちはみんな頑張っています!!

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関西医療大学三大イベント!

2018年10月12日

みなさんこんにちは。保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科の髙岸です。

今回は、私が勝手に本学の「三大イベント」と考えているイベントを紹介します。
それは、「球技大会」「学修成果発表会」「学園祭」です。その他にも様々なイベントが開催されていますが、なぜこの3つなのかというと、本学の全学部・全学科(2学部5学科)がすべて参加するからです!さらに、この3つの共通点は、教職員のサポートを受けながらも、それぞれの実行委員が中心となって、主体的に企画・運営をするという所です。その中で、学生同士が学部・学科を超えて交流でき、また教職員との親睦を深める良い機会となっています。それぞれの開催時期は年度によって少しの変動はありますが、今年度は球技大会が5/25(金)・26(土)の2日間で、学修成果発表会が8/31(金)に開催されました。
それぞれのイベントの醍醐味は、球技大会「クラスの団結力を育む」、学修成果発表会「お互いの努力を讃え合う」、学園祭「みんなで盛り上げ、大いに楽しむ」といった所でしょうか。

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学園祭はこれから開催されるイベントです。開催日は、10/27(土)・28(日)の2日間!現在、実行委員を中心に様々な準備が行われています。今年度の学園祭のテーマは「平成最後の関医祭 冷静じゃいられない!!」に決定しています。模擬店や催しものに加え、毎年、ミュージシャンや芸人などのゲストを招いてライブが開催されています。今年度のゲストは吉本芸人の「とろサーモン」と「プラス・マイナス」の2 組です!(日時:10/27(土)13:00~13:45場所:関西医療大学 体育館 ※当日、場合により出演者が変更となることがあるそうです。)
学園祭は誰でも参加できます。本学に進学を考えている皆さん、オープンキャンパスとはまた違った雰囲気を楽しめるはず!是非、足を運んでみて下さい!


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