教員ブログ保健看護学部 保健看護学科

私の好きな授業を紹介します。

2018年06月22日

皆様、こんにちは。私は小児看護を担当している西田です。

新年度がはじまってあっという間に3か月が過ぎようとしています。新入生も大学生活に随分慣れてきた頃かと思います。

今回は、私の好きな授業を紹介させていただきます。それは、1年生の必修科目である「東洋医療の基礎・導入教育」です。この科目は、保健看護学部の教員が、オールスターキャストで担当する授業で、5人の学生さんに1人の教員がつくちょっと贅沢な授業です。大学で学ぶための基礎的な力が身につくように構成されています。

5月には、プレゼンテーションを実施しました。1年生が4年生の先輩に向けて自己紹介のプレゼンテーションを行い、4年生は、1年生に向けて大学生活について、1年生にとって興味深い内容のプレゼンテーションを披露してくれました。1年生にとって、先輩のプレゼンテーションは良いお手本になり、自分たちも3年後には同じようにできるようになりたいという感想がありました。

また、はり灸・スポーツトレーナー学科の教員から、東洋医学での身体の捉え方の講義を受けました。東洋医学の病気や養生の考え方を学び、自分自身のセルフケアにも生かすことができるように分かりやすく教えてもらいました。その後、実際に「自分の身体のツボ」に触れる演習もあります。医療総合大学でなければ受けることのできない貴重な授業で、東洋医学に触れることで、温かみのある看護ケアを提供できる人に育って欲しいと思います。

「東洋医療の基礎・導入教育」の授業の後半は、さらに学生の主体的な活動が深まる内容です。1年生の成長が楽しみです。


若葉が目に眩しくうつる季節になりました。

2018年04月27日

保健看護学科 前久保 恵

まずは、関西医療大学の新緑ビュースポットをご紹介したいと思います。
本学の1号館と保健看護学科のある5号館の間にカツラ(桂)の木立があります。スクールバスを降りて5号館に向かって歩いていくと、このカツラ(桂)の木立が目の前に現れます。私は本学の中でもこの風景が一番のお気に入りです。今の季節、学生食堂ではカツラ(桂)のハート型の若葉が風にそよぐ様を見ながらランチタイムを楽しむことができます。

カツラ(桂)の木の葉っぱはハート型でかわいらしく、黄緑の若葉の葉色はてとも爽やかです。まっすぐ青空に伸びる樹々の姿を見ると、本当にすがすがしい気持ちになります。その伸びやかでさわやかな姿に本学の学生たちの姿を重ね、木立からも学生からもエネルギーをもらっています。

そして若葉といえば・・・看護学科の "ナーシングcaféわかば"です!
看護学科の学生たちと一緒に、毎月第3土曜日の12:30~15:00で、地域の方々との交流を目的に開催しています。ゆったりと語らいながらのティータイムや毎回趣向を凝らしたレクリエーション等を実施しています。
4月21日(土)にもたくさんの方々がお越しくださいました。4月のテーマは、『人形劇&ヘルスチェックで子どもも大人もにっこにこ♪』で、学生たちが大活躍!お越しいただいた方々に喜んでいただけました。

このような企画を通して本学も学生も地域の方々に愛され、そして育てていただいているのだと実感します。若葉のようなすがすがしさとともに、その存在が対象を癒すような看護職に育ってほしいと願う今日この頃です。

 美しいキャンパスの風景をご覧に、また"ナーシングcaféわかば"を楽しみに、さらにはこの大学での一コマを胸に未来に羽ばたくために、どうぞ本学にお越しくださいませ。

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海外における看護活動 ~地域住民自身が自ら健康でいることを支援する~

2018年03月23日

保健看護学科 堀本知春

寒い冬も終わりを告げ、ついに暖かな日差しが差し込む季節がやってきました。
日本は、四季があり春には桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪と四季折々の楽しみがあるのが特徴です。
しかし、四季は楽しみである一方、健康という観点では、春や秋の花粉症に悩まされたり、夏の記録的な熱さから熱中症になったり、冬の豪雪により除雪作業中の事故で骨折するなど、健康を害する一因ともなります。
このように、健康とは季節や住む地域などの環境因子が大きく関わっています。特に海外では医療施設が遠く、病気や怪我をしてもすぐに受診できない場所が多くあります。私は以前、そのような地域で国際救援・開発協力の活動をしていたことがあります。そこでは病気になってもすぐに治療が受けられないため、病気になる前に気づき、予防することが重要となります。そのため、住民が健康でいられるように健康教育などを行う地域ボランティアを育成する活動を行っていました。
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これらの写真は、ボランティアがフィールドアセスメント(地域調査)にでかけ、この地域にどんな危険な場所があるか、災害時に逃げ遅れそうな家庭はどこにあるかなどを調査しているところです。トイレが屋外にあったり、水道がなく実際は雨水を飲料水にしていたりと状況は様々で、地域を見回った後はどんな問題があったかを話しあい、どのように対処したらよいかを考えます。
この活動はCBHFA(住民主導型の健康増進活動)という手法を用いて、地域ボランティアを育て、たとえ医療施設から遠い地域にあっても、住民自身が健康で暮らすことを支援するものです。現在、紛争後の地域や難民支援地域でもこのような活動が行われています。
看護職として働く場所は、国内の病院や地域だけではありません。暮らす場所や境が違えば人々の考え方も様々です。人と関わることが楽しいのはその違いに触れ、新たな自分への気づきも含めて、いろんな発見ができることだと私は思います。
みなさんも是非、将来の自分の可能性を信じて、思う存分いろんなことにチャレンジして、自分らしい未来を作ってください。


フィールドワークで学ぶ

2018年02月16日


保健看護学部保健看護学科 老年看護学  岩井 惠子

 大学では、知識や技術の修得だけでなく、研究についても学びます。研究とは何か、どのように行うのかということを講義で学び、研究計画書を作成したり、実際に研究をしたりすることもあります。
 また、大学の先生は研究者でもあり、先生方の研究を知ることで学べることもたくさんあります。
 私は老年看護学が専門で講義を行っていますが、研究活動では大学を飛び出し、限界集落(高齢化率50%以上の集落)に毎月訪問し、そこで暮らす人々の生活を研究のテーマとして、はや7年になります。その間、学生のみなさんに希望を募り、高齢者の方々の健康診断や、イベントのお手伝いをしてもらっています。今まで手伝ってくれた学生は、共同研究者であるヘルスプロモーション整復学科の相澤先生のおかげもあって、保健看護学科だけでなく、全学科に及んでいます。またこの研究は、保健看護学科老年看護学の教員だけでなく、臨床検査学科の紀平先生、前述の相澤先生も共同研究者で、学科を超えた先生方と共に研究を進めています。
 学生たちにとっては学内では普段関わることの少ない他学科の教員や学生と、フィールドワークを通して触れ合うことで、研究的視野を育むだけでなく、他職種間の交流をもつこともできます。私自身も他学科の学生さんと交流ができ、学内で見かけた時挨拶をしてくれると、とても嬉しくなります。
そして何より、限界集落に暮らす高齢者の方々も、若い学生たちが来てくれることをとても楽しみにされています。
 手伝ってくれる学生たちは、まさしくボランティアで、大学の単位には全く反映されませんが、講義だけでは学ぶことのできないたくさんの事を学んでくれています。
 大学では探せばたくさんの学びのチャンスがあります。それをいかに探すかも、実は大学での学びのひとつなのです。
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看護は日常にある

2018年01月12日


保健看護学科 今井 幸子

皆さん、こんにちは。
成人看護学の慢性領域を担当しております今井です。

皆さんは、看護を目指されたきっかけは何でしょうか?
家族や身近な大切な人が病気で入院をした経験、親が看護師であり影響を受けた、あるいはテレビドラマの影響など様々でしょう。どれも素晴らしい動機です。

私は小学2年生の時に読んだ学習漫画のナイチンゲールの本がきっかけでした。クリミア戦争で傷ついた兵士たちを、敵、味方、差別なく助けたという勇敢な行動に感銘を受けました。そして、いつしかこの職業を目指していました。

看護は、1+1で答えは導き出せません。常に考え続ける奥深い学問です。病んで苦しんでいる人の前に看護師として立つ。極めて重要なポジションであり、いつでも待った無しの本番です。看護師の言動は、常に人間性が問われ、患者に影響を与えます。そのため、日常から看護を問い続ける姿勢が必要だと考えます。

看護は病院内だけにあるのではなく日常にあり、日常から物の見方や考え方を自分自身で問い続けることが大切だと思います。通学時や友達とショッピング、スーパーでの買い物でのレジ待ち、友達との喧嘩など、日常には看護を考える要因が沢山あるのではないでしょうか。

マザーテレサもこのような言葉を残されています。

  思考には気をつけなさい
      それはいつか言葉になるから
  言葉に気をつけなさい
      それはいつか行動になるから
  行動に気をつけなさい
      それはいつか習慣になるから

修練を重ね、共に考えていきましょう。



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