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MTI(徒手療法研究会)

徒手療法研究会(Manual Therapy Institute:MTI)は2010年に創設されたクラブです。一般的にはマッサージとひとくくりにされてしまう様々な徒手療法、とくに普段の授業などではあまり触れられない技術や理論などを学ぶことを目的としています。部員はヘルスプロモーション整復学科にとどまらず、はり灸・スポーツトレーナー学科の学生も多数所属していますが、部活動の性格上、解剖学、生理学を修得した2年生以上が対象です。

学期中は毎週水曜日の放課後に、月ごとに掘り下げたい技術あるいは理論とそれを調べるグループを選び、その技術や理論について課題を持って深く調べ、そのグループ以外の全部員に実技を含めて発表するスタイルで学んでいます。これまで「ポジショナルリリースセラピー(ストレイン・カウンターストレイン)」や「経穴と筋筋膜トリガーポイント、類似点と相違点」「Proprioceptive Neuromuscular Facilitation(PNF)」「Instrumented Soft Tissue Mobilization(ISTM-器具を用いての軟部組織モビライゼーション)」などをテーマに取り上げてきました。

また、毎年7月に開催される「関西学生選手権水泳競技大会」などのスポーツイベントにおいて、コンディショニングブースを開設させていただき、学んだことを実践する場ができました。MTIのブースを利用されるアスリートは毎年増え続けており、徒手療法に限らず普段の学業においても、もっと勉強しようというエネルギーになります。

それらスポーツイベントに参加するにあたり、徒手療法だけでなくスポーツ外傷の評価について、上級生の部員が交代で指導者役となり、外傷を想定し、問診ではどのような質問をするべきか、視診や触診で注意すべき点は、どの徒手検査法を行うべきか、なども勉強するようになりました。今後はさらに学外での活動の場を広げていけるよう努力していきたいと思います。