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国際交流独立行政法人 国際協力機構(JICA)からの日系社会研修員の受け入れ

本学では、国際交流の一環として、独立行政法人 国際協力機構(JICA)より日系社会研修員を受け入れています。

鍼灸治療は古代中国に起源を持ちますが、日本で広く行われている「日本鍼灸」は、中国の鍼灸治療とは大きく異なります。日本に伝来した鍼灸治療は、杉山和一をはじめとする先人たちの努力により、多様な刺鍼および施灸手技が開発され、「日本鍼灸」として独自に発展してきました。その独自の手技と理論は世界的にも注目されています。

本学は、JICAからの協力依頼を受け、「日本鍼灸を学び、母国の医療発展に貢献したい」と願う南米諸国(ブラジル連邦共和国、アルゼンチン共和国、ボリビア多民族国、パラグアイ共和国、コロンビア共和国など)の日系社会研修員を平成10年(1998年)より受け入れており、令和4年(2022年)には25年目を迎えました。

この継続的な受け入れは、鍼灸という伝統医療を通じた東西医学の交流であり、日本と南米諸国の国際協力事業の一環としてJICAからも高く評価されています。今後も「日本鍼灸」を学びに来日する日系社会研修員を受け入れ、積極的な国際交流を推進してまいります。

年度毎の受け入れ概要