FACULTY
/GRADUATE SCHOOL
学部・大学院
教員紹介
Photo
准教授
大熊 淳子
おおくま あつこ

看護の‘看’という文字は、‘手と目’でできており、‘護’という文字には‘身(人)を守る’という意味が込められています。
人としてあなたは困った人に対して手を差し伸べることができますか。
その差し伸べた私たちの手は、看護の中で人の命や心を救うことができます。
人間に対する深い理解と関心、それを感じ取ろうとする感性が、人を慈しみ看る、懇ろに看(診る)目を開かせ、人を救い癒すことばや人を護るあたたかい手の技になってあらわれる、それが看護だとおもいます。
4年間かけて学問に真摯に向きあい、主体的に研鑽を積み経験を重ね、この学び舎で幅広い視野と豊かな人間性を培い、自信をもって手を差し伸べられるひとになってください。皆さんを全力で応援したいと思います。

出身校

鳥取大学医療技術短期大学部
大阪教育大学教育学研究科健康科学専攻

学位

修士(学術)

取得資格

看護師

専門分野(相談可能な分野)

小児看護学

現在または未来の研究テーマなど

・少子化におけるこれからの小児看護学実習の在り方に関する研究
・看護学実習における、臨床指導者と教員の協働・連携に関する研究
・子育て支援に関する研究
・リフレクティブサイクルを取り入れた授業に関する研究  

研究のキーワード

・共感性の涵養
・看護教育方法
・リフレクション
・主体的対話的な深い学び
・育児支援 

所属学会

小児看護学会 

主な研究業績

【論文】
(著書)
1.「子どもたちが教えてくれたこと」単著 平成15年 メディカ出版Neonatal・Care,2003 第16巻16号 (通巻第208号)巻頭
2.「小児が医療行為を受け入れるための試み」ホスピタルドールを導入して共著 平成18年 月刊ナーシング学研 2006年4月号第26巻4号通巻329号
3.NICUのちいさないのち 新生児集中治療室からのフォトメッセージ
 メディカ出版 2011年第1版 P93

(学術論文)
1.骨髄移植治療時母子同室入院による母親包括の看護ケアにおける配慮 アンケート調査結果からの考察 共著  大阪府立母子保健総合医療センター雑誌 大阪府立母子保健総合医療センター雑誌(0911-2081)10巻1号 Page68-72(1994.09)
2. NICUにおける予後不良児と家族の看護 13トリソミー児の看護をとおして(原著論文)共著 平成13年4月  日本看護学会論文集: 小児看護 (1347-8222)31号Page100-102(2001.04)
3. 長期母子分離状態の看護のあり方 109日間危機的状態にあった児と家族に寄り添って (原著論文)共著  日本看護学会論文集: 母性看護 日本看護学会論文 集: 母性看護 (1347-8230)32号 Page76-78(2002.03)
4.小児が医療行為を受け入れる為に ホスピタル・ドールが媒体として有効であるか (原著論文)共著  日本看護学会論文集: 小児看護 日本看護学会論文集: 小児看護 (1347-8222)36号 Page184-186(2006.02)
5. 学術研究論文 ロールプレイングとVTRを活用した省察を基盤とする小児看護学実習事前プログラムの開発 (原著論文)単著  大阪教育大学教育学研究科(修士論文)2016.3
6.看護学生の共感性の育成 社会的スキルとの関連からの検討
(原著論文)単著  太成学院大学紀要 太成学院大学 紀要第19巻(通号36号)pp.77-86(2017.3)
7.ロールプレイングとVTRを活用した省察を基盤とする小児看護学実習事前プログラム実施における学生の気づき 単著                  平成29年7月 小児看護学学会 口演発表(H28,7月22日~24日 於 別府国際コンベンションセンタービーコンプラザ)口演発表