関西医療大学

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教員ブログ
臨床検査学科 後藤きよみ

あなたにとって人生の楽しい事と辛い事の割合はどれくらいですか?と聞かれたら、楽しい事:辛い事の割合を9:1と答える人もいれば、逆に1:9とか、5:5とか、人それぞれに割合は違うと思います。辛いことでも、あとから振り返るといい思い出やいい経験をしたと思えることもあるので、質問するタイミングによっても違ってくると思います。

 先日、テレビの学園ドラマで、不治の病にかかっている教員役の主人公が、最後に生徒に向かって言っていた言葉の中に、こんな内容のセリフがありました。

「嫌なことも必要!差し色って大事じゃない?一色統一の中にどんな色を差し込むか。楽しい毎日にちょっとだけ嫌なことを差し込んであげるといい。嫌なことは人生の差し色だから・・・」。

 わたしは、この言葉が耳に残りました。『差し色』とは、基本的にシンプルな服装に少し違う色を入れてバランスをとったりアクセントにしたりして、より魅力的に見せる技法のことで、人生にも日々『差し色』が入るのだという。

 大学生活の中においての『差し色』には、友達や家族関係で起こる様々な出来事や、勉強でのこと、レポートの期限、アルバイトでの出来事、臨床検査学科においては3年生での臨地実習、4年生では国家試験受験など色々なことが挙げられると思います。それぞれ大変な試練であり、乗り越得るのが辛いと思う人もいるかもしれませんが、自分自身を成長させ、医療人となるための基礎をつくる大切な経験になります。
 嫌なことも大変なことも、人生をより豊かにするために必要な『差し色』だと思って前向きに受け入れて、楽しいと思える割合も増やしながら、学生生活をバランスよく快活に過ごしていただきたいと思います。