関西医療大学

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教員ブログ

はり灸・スポーツトレーナー学科 内田靖之 

 7月14日、日本代表サッカーチームが世界一の栄光に輝きました。
といっても、SAMURAI BLUE(日本代表)の話でなく、大学生の日本代表チームのことです。2019年7月3日~14日にイタリア・ナポリで第30回ユニバーシアード競技大会という大学生のオリンピックが開催されていました。
この大会は、27歳以下の大学に在籍したことのあるアスリートに参加資格がある大会です。大学サッカー日本代表チームはユニバーシアードの優勝常連校で過去に6度の優勝を誇り(ちなみに私は第26回中国・深圳大会に帯同させていただき、金メダルを獲得しました!)、今回は7度目の優勝、しかも前回大会からの連覇です。今大会では、予選からアルゼンチンと戦い、準々決勝では韓国、準決勝・イタリア戦、決勝はブラジルを破っての堂々たる優勝です!とみると、とんでもない強さにみえるかもしれませんが、各国のサッカー選手は大学に行ってサッカーをするという育成システムが存在しないのです。
よって、出場してくる選手も各国のプロ選手が少なくなっています(といってもイタリアはセリエB/Cの選手を擁しています)。その中にあって日本チームは世界に類を見ない育成システムを築き上げています。Jリーグに入る新卒選手のおよそ半分が大卒選手であり、Jリーグ全体をみても大卒選手が溢れるインテリリーグとなっています。いまやSAMURAI BLUE(日本代表)にも大卒選手が名前を連ね、6月にはコパ・アメリカ大会に現役大学生が代表チーム入りというニュースで世間を賑わせました。また、天皇杯では毎年のように大学生チームがJクラブを破るなど、大学における育成は日本サッカー、いや日本のスポーツ界における価値を揺るぎないものにしています。
 UNIVASを知っていますか?全米大学体育協会(NCAA)を基にした日本の大学スポーツ協会です。これから大学スポーツを取り囲む環境が加速度的に変化していくと思います。過渡期に必要なのは制度の充実、スポーツ環境における資格の確立であると個人的に思います。日本スポーツ協会も連動して資格制度の充実に取り組んでいる中、我々のような医療資格(はり師・きゅう師[国家資格])を持つアスレティックトレーナーの役割は、必ずやその一端を担うものと思います。私自身、大学サッカーに関わって早20年経ちますが、もっとマンパワーが必要であると感じます。是非、本学経由で大学スポーツを通じて日本のアスリート育成に携わってみませんか。


(写真は第26回ユニバーシアード大会の表彰式と金メダルです。)