関西医療大学

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教員ブログ

保健看護学科 森岡 朋子

関西医療大学が取り組んでいる「学修成果発表会」はご存じでしょうか。「学修成果発表会」とは、簡単に説明すると学生主催の学術大会のことで、記念すべき令和元年は、9月6日(金)に行われました。午前の部では、保健看護学科4年生全員が総合看護学実習での学びをポスターにまとめてプレゼンテーションします。午後の部は、各学科の代表によるシンポジウム、口述演題プログラムが行われます。今回は主に午前の部を中心に、私が体験した学生との歩みについてお話ししたいと思います。
4月初旬、学生が日ごろ疑問に感じていること、興味を持って調べたいと思っていることについて、少人数の学生と担当教員で話し合いを重ね、課題を明らかにし、取り組むテーマを決めていきます。次に、テーマの背景や文献を調べ、5月には実習計画書を作成します。学生はこの間、教員と何度も打ち合わせを重ねて、「あーでもない」「こーでもない」と言いながら、学生間でも議論を交わし、段々と自分たちの考えをまとめて行きます。「モレはないか、抜けていないか、ダブっているところはないか、誤字や脱字、わかりにくい文章表現はないかな?」と繰り返し自問しながら何度も見直し、実習計画書を修正します。私も突っ込んで学生に質問しますが、そんなやりとりをしているうちに学生の考える力や文章力が向上していくのを実感しました。そして、いよいよ実習先の施設に行きます。個別援助を中心としたこれまでの看護学実習ではなく、各施設にご協力いただき、看護の専門性を深め、看護実践能力を高められるように、客観的な視点で現場を捉え視野を広げる契機となるよう取り組みます。その学びを抄録にまとめてポスター発表していくことで、さらに学生間での学びあいが生まれ、多くの知見が集約され深まっていったのではないかと思います。
 この半年、振り返ると、忙しい中でも学生と共に楽しく過ごせたこと、学生との絆が深まったと思えるような体験でもあり、学生も教員もお互いに様々な学びあいができたのではないかと思います(左:学修成果発表会受付 右:発表ポスターと森岡ゼミ生)。
最後にエールを送って終わります。4年生の皆さん!お疲れ様でした。社会人となってからもこの学びは皆さんの宝物です。この経験をどうぞ活かしてこれからもご活躍ください。