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Blog 関西医療大学NOW!

こんにちは。
はじめまして今年度より成人看護学領域に着任しました吉井です。

今回は共に働くということ「協働」について話をしたいと思います。
このテーマを選択した理由は、どのような仕事でも協働は大切なことですが、とりわけ医療の現場、看護に関わるなかでは大切な事だと考えているからです。
広辞苑では協働とは、「協力して働くこと」 と書かれています。

わたしは長年、急性期病院で勤務してきました。
その中で「協働」の効果や、逆にうまくいかなかったことでの失敗もたくさん経験してきました。
看護の仕事は一人では、出来ません。
チームで協力して患者さんへのケアを提供します。
どんなに優秀な看護師がひとりいても、その人がずっと24時間かかわることは不可能です。
看護チームの各メンバーが協働し、ケアの質を担保します。

ここでは、「協働」の成功体験をお伝えします。
私が異動になった病棟は疾患の特徴からも転倒がとても多いところでした。
前任の管理者からの引き継ぎの時、驚いたのを鮮明に覚えています。
そこで病棟の強化目標に転倒予防を掲げ1年間取り組んだ結果、なんと転倒件数が前年度の半数に減りました。
若いスタッフが多い中、みんなで検討し失敗も繰り返しながら、失敗を活かし次の方策に取り込みました。
転倒リスクの高い患者さんの検討を全スタッフで毎日実施するのは時間もかかり大変でした。しかし1年間を振り返ると、互いに検討しあうことで経験が浅い看護師たちのアセスメント能力の向上を実感しました。
病棟のみんなで同じ目標に向かって日々のケアを積み重ね、評価を繰り返すことで目標を達成した時の喜びは何ものにも変えられません。

「協働」のベースには、「誰もが話しやすい環境」があると思います。
自分の思いや考えを率直に伝えること。
わからないことは「わからない」と恥ずかしがらずに言えること。
普段、友人同士ならば気軽に話せますが、授業のなかでの話し合いは苦手と感じる方も多いと思います。
わたしも看護学生時代はそうでした。
しかし、看護師は患者さんへの説明や、自分の看護判断を他者に伝え、共有して仕事をしていく役割があります。
「話す」こと、「説明できる」ことは看護師にとって大切な仕事です。

保健看護学科では3年生の後期から、各領域の臨地実習が開始になります。
まさに今、実習期間中です。
実習はグループで行いますが、このグループのメンバー間で協働して学び合うことで、学びは何倍にも膨らみます。
このようなグループメンバー間には、会話が活発にあります。

自分の意見を伝えることが苦手な方でも、
関西医療大学の保健看護学部では、1年次から「東洋医療の基礎・導入教育」という授業があり、自然とグループ内でディスカッションできる内容になっています。
心配しなくても大丈夫です。
教員との距離も近く、学生にとって話しやすい環境だと、新たに着任してから感じてきました。

みなさんも、ぜひ関西医療大学で看護への一歩をともに対話しながら始めませんか?