皆さん、こんにちは。
理学療法学科の福本悠樹です。

今年は新型コロナウイルスが流行し、新入生の皆さんは様々な不安があったものと思います。そして2～4年生に関しても授業予定が大きく変更となり戸惑っていたと思います。

特に新入生の皆さんは、クラスメイトと直接顔を合わせることもないまま、遠隔にて授業が開始となりました。我々教員も、直接みなさんの顔をみることができないことが大変残念でした。入学式もなく、登校もできていない状況で、不安の募る1年生に何かしてあげられないかと考え、動画を配信することとしました。すると上級生の学生さんは、「１年生の為なら！」と、ムービーを作成して下さり、もちろん限定公開ではありますが、それを1年生に贈ることができました。きっと1年生は喜んでくれているだろうと思いますし、そのような優しさにあふれる上級生の皆さんをみて、我々教員もとても心が温かくなりました。きっと優しさに溢れる、病院でも人気の理学療法士になっていくのだろうと思いました。

授業に関しては、遠隔授業ならではの良さもありました。通常授業では、教室の後ろの方の学生さん、前の方の学生さんで、物理的な距離の違いがあります。しかし遠隔授業では、真剣に授業を受けてくれている学生さんの顔が全て画面に映ります。難しいなと感じている学生さんをいち早く見つけ、フォローすることもできます。画面越しであるにも関わらず、とても近い距離で話せている感覚です。教員が一致団結し、遠隔授業を実施できる環境にまでもっていけたこと、本当に良かったなと感じました。

とはいえ、やはり皆さんには直接お会いしたいですし、大学の様々なところを案内したいと思っています。長期戦になるとは思いますが、それでもいち早くコロナウイルスが落ち着くことを願っています。皆さんには元気一杯で大学へ顔を出して頂き、そして全学年が大学に揃える日を心待ちにしております。