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Blog 関西医療大学NOW!

 こんにちは。理学療法学科の教員をしている中尾哲也(なかおてつや)です。理学療法士として日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナーや赤十字救急法指導員という資格を活用して、春夏秋冬オールシーズン学生と様々な活動に参加しています。
 スポーツに関わるセラピスト(治療家)やトレーナー、それを目指す学生にとって重要なことは、各スポーツでの指導者がどのようなコンセプト(目的)を持って、目の前の選手をどのような方法で指導しているのかを理解することです。選手のパフォーマンスを向上させる取り組みがうまくできれば、傷害予防にもつながります。言い換えれば、傷害が発生している状況では、パフォーマンスは向上しないということです。したがって、指導者とセラピスト、およびトレーナーがそれぞれの専門的立場で専門的な知識と技術をもって意見交換をし、選手のパフォーマンス向上と傷害予防に取り組む必要があります。
 私は現在も、セラピストおよびトレーナーとして自己研鑽に取り組んでいます。最近では高大連携をしている大阪体育大学浪商学園の陸上部の練習に参加し、選手が成長するための課題と、それに対する練習方法などをクラブ顧問の先生方から指導していただき、それを体験しています。そのことによって、セラピストやトレーナーの立場で、より良い方法に気づくことも多く出現してきます。そこで、このような貴重な体験を私だけ味わうのは勿体ないので、学生と共に参加しています。


このような私の考えや取り組みを理解してくださっている指導者や団体が、他にもたくさんあります。


 大阪陸上競技協会さんからは大阪マラソンや長居陸上競技場での大会サポート、大阪高校体育連盟 陸上競技部の先生方からも長居陸上競技場での高校生の大会サポート、株式会社奥神鍋さんからは雪上安全講習会やコンディショニングルーム設置や雪上ボランティア活動実施に向けたサポートを、出雲市日御碕にある宿(ことぶき荘)やダイビングショップ(Aqua工房)、遊漁船(磯辺丸)やライフセービング協会(キララ・ライスセービングクラブ)の皆様からは水上安全講習会のサポートをしていただいています。



 関西医療大学では、保健医療学部の3学科(理学療法学科、はり灸・スポーツトレーナー学科、ヘルスプロモーション整復学科)の教員や学生と共に活動しています。みなさんと一緒に、楽しみながら自分を成長させる活動に参加できることを楽しみにしています。