関西医療大学

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教員ブログ
こんにちは。保健看護学科の山根木です。

保健看護学科は、地域の方々との交流を目的に、四季折々の行事を取り入れた"ナーシングcaféわかば"を開催しています。今回は、"ナーシングcaféわかば"で実施しているハンドマッサージについてご紹介したいと思います。

ハンドマッサージには、手の血液の循環を促進、ツボの刺激による心地よさ、丁寧に触れられることで得られる安心感からリラクセーションの効果があります。その効果を最大限に発揮できるように学生たちは、café をオープンする前にハンドマッサージの練習を行います。3年生や2年生は後輩である1年生とペアになり、クリームの量やマッサージの圧のかけ方を、お互いの手で確認しています。この時「ここのツボの名前、なんだった?」「どんな効果があった?」と、手のツボに関することが話題になります。保健看護学科の学生は、東洋医療の基礎的な知識として【看護にいかすツボ刺激】の授業を選択で受講しており、ハンドマッサージと授業での学びを繋げています。

では、ハンドマッサージの方法について説明しましょう。マッサージを始める前に温かいおしぼりで丁寧に両手を包み、手の皮膚に分布する温点を刺激し温かさを感じていただきます。使用するクリームは、無香のものとシトラス系とベリー系の香りのものを準備しています。香りの好みは人それぞれ違うので、マッサージを行う時に選んでいただいています。香りの刺激は、大脳辺縁系の偏桃体や海馬、視床下部に伝わり、なつかしい昔のことを思い出すことや、心地よい気分になり心を穏やかにしてくれる効果があります。手背から指先にかけてと手掌をゆっくり、ゆっくり丁寧にマッサージします。最後にハンドマッサージが血流の促進や、心地よくできたかを確認するために、お互いの爪や笑顔をチェックします。写真のように笑顔で終われたら、来場者をお迎えする準備は完了です。

11月の"ナーシングcaféわかば"で、来場者の方から学生のハンドマッサージを楽しみにしてくださっているというお話を伺い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。看護は、対象となる人に触れることから始まります。何気ないコミュニケーションやハンドマッサージを通して、学生には『触れる』ことの大切さを学んでほしいと思います。